今日は愛知県田原市の滝頭山に登ってきました。その後尾根伝いに歩き藤尾山まで回ってきました。
以前滝頭の滝について記事にしましたが、http://wizzseiun.com/2019/11/23/waterfall/
滝頭山はその裏手の山です。
地質学上は赤石山脈の南端で、一連の山の名称は「田原アルプス」となるのだそうです。
地元ではこの名前は「そんな大げさな」という感じであるかと思いますが、山に入ると結構な深さのある森が続き、地元の方の設置した標識がないと迷ってしまうような所もあります。
1年ぶりでしたが、滝と同様地元の方によってきれいに整備された山道は険しい場所もありますが、歩きやすかったです。
こんな時期なので植物はどうかなと思っていましたが、小さいながらもきれいに花を咲かせているものや、暖かい時期に負けないくらいの元気さで葉を新しく広げていくものもあり、生命力を感じました。
そして、やはり南の地域のせいか、紅葉はまだそんなには進んでいませんでした。
滝頭山の見どころは、何と言っても「恐竜の背」です。
大変大きな岩が山腹にせり出していて、そこから田原市から豊橋市の広い地域を一望することができます。
天気の良い休日にはよく家族連れの方が来ていて、ここでお弁当を食べたりしています。
皆さんも近くに見えたらここに来てみるといいですよ。一見の価値があります。
少し険しい所もありますが、標識の表示を伝って行けば、たぶん迷わずに行けると思います。
これなどはまさに恐竜の背中のようですね。
「恐竜の背」を回り込んで行くと、滝頭山の頂上です。
ここは頂上と言っても特に展望台などはなく、ひっそりとした感じですが、前回来たときは、ここで大学生らしき7~8人の男女のグループが昼食をとっていて、記念写真を撮って盛り上がっていました。
どんな場所も仲間といれば楽しいというものですね。
あいにく今日は誰もいませんでした。
そういえば、滝頭山の登山中に変わった木を見つけました。
前回来たときにもあったのかも知れませんが、気が付きませんでした。
遊び心がありますね。
重量制限はクリアしていますが、山中でおじさんが笑顔で一人でブランコに乗っている図を想像してしまったため、今回は乗るのは断念しました。
こういう身近な山を散歩気分で歩く山歩きは、体調が良くなるばかりか、自然の良い「気」を全身に浴びることができるので、大変お勧めです。
また、いろいろご紹介していきたいと思っています。