【保護者懇談/小学生】面談で聞いてみると良いこととは?

 面談には質問を用意していきましょう

 最近、保護者懇談についての話題を書いてきましたが

今回は小学生の保護者の方が面談で質問すると良いことについてお伝えしたいと思います。

 小学校の先生によって、面談の進め方にはかなり違いがあるようです。

先生がわりと一方的に説明をする方もいれば

保護者に色々問いかけをしてくる先生もいます。

 ただどちらの場合も先生の側から、伝えたい情報を提示してくるというのが基本になりますから

必ずしも保護者の方が聞きたいことを、すべて話してくれるわけではありません。

 そして、面談はかなり短い時間ですので

先生の説明を聞いたり、先生の質問に答えたりしていて終わってしまい

後になって

「ああ懇談でこれを聞けばよかった」ということにならないようにしたいものです。

 だから面談で聞くことは、事前に具体的に考えておくとよいと思います。

必ずしたい勉強についての質問

 小学校の保護者懇談だと

やはり、学校生活の話の占める割合が大きくなるかと思います。

積極的に発言をしていることとか

行事でこんな活躍をしたとか

に関する話題があがってくるようです。

 ただやはり保護者の方の大きな関心は、学業にあると思いますので

その点についてはどうしても質問しておきたいところです。

先生が学業について触れない場合も

勉強については、聞いた方が良いと思います。

 先生によっては、保護者との対話で

「この保護者は勉強よりもスポーツをやらせたいのかな」

とか

「リーダーシップを重視している保護者だな」

というように、勝手に二者択一的にとらえてしまう人もいます。

スポーツと併行して勉強も伸ばしたい

リーダーシップも執れるようにしたいが勉強も伸ばしたい

というのはごく当たり前のことですが

イメージで勘違いをする先生もいるようなので、少し注意が必要です。

 だから必ず面談では、勉強の話題を自分から出した方が良いと思います。

「うちの子はちゃんとやっていますか」

というような抽象的な質問だと

先生によっては

「はい、やっていますよ」

で終わりになってしまうこともかなり多いので

「今やっている理科の水の流れのところが苦手らしいんですが、難しい所なんですかね」

「算数の文章題が全然できてないような気がするんですがどうでしょうか」

というように具体的な聞き方をして

さらに

「先生から何かアドバイスをお願いします」

と言うのが良いと思います。

心当たりのある先生は、かなり詳しく状況を説明してくれるはずです。

「できたら先生から勉強のやり方とかも教えてもらえますか」

「そうしたらきっとやる気で頑張れると思うので」

というように話せば

先生も協力を惜しまないと思います。

そして、そういうやり取りを通して

逆に

「先生が自分の子どもにどう接してくれているか」

「積極的に指導をしてくれているのかどうか」

を感じ取ることができると思います。

熱心であればありがたいことですし

逆にそうでなければ

それを想定して対応をすることもできます。

 先生にすべてお任せというのではなく、

すべては情報と思って、面談という機会にもいろいろ確認するというのも

お子さんの将来への教育ということを考えた時には

役に立つことであると思います。

目の前の成績の話よりも・・・

 一般的には、こんな感じで質問をされるとわりと意義のある懇談にできるかと思いますが

小学生の時期というのは

まだどのような才能が眠っているかを

発掘していく初期の段階とも言えるため

普段保護者以外では一番長く一緒にいる学校の先生に

生徒本人の才能や能力を見出してもらえる可能性もあります。

 そこでお勧めとしては

「先生、将来どんな分野で活動するのが本人に合っているでしょうか」

「何か他人と違う得意そうなことってありますか」

というような質問をすると良いと思います。

 小学校の先生は、日常的にお子さんの学習生活および学校生活全般を見ているわけですので

どんな特性があるのか

どんな隠れた才能があるのかを見極められる立場にいます。

保護者とは違う第三者的立場での意見をもらうのは、実は非常に有益です。

 おそらく保護者の方が気づかない良い点を指摘してもらえるのではないかと思います。

 塾でも、指導していて生徒の良い点について保護者の方にお知らせをすると

保護者の方が意外と思って、びっくりされることがあります。

それくらい客観的な第三者の感想というのは

主観的な親の感覚と異なることがあります。

 計算ドリルができるかどうかとか

漢字をいくつ覚えるとかも

重要なことではありますが

小学生というまだ将来へ向けての可能性が大きく秘められている時期には

大きく未来を見据えたビジョンを持つことが

とても有益だと思います。

だから懇談などで先生と話す機会に

こんなことを聞くのもありだと思います。

 聞かれた先生も、おそらくワクワクして話をしてくれるのではないかと思いますよ。

先生の姿勢も知ることができて一挙両得ですね。

 ぜひお試しください。

今後も皆さんのお役にたつ情報をアップしていきます。

 

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