【好奇心】生徒の学力を伸ばす「驚き」とは?

びっくりする瞬間

 学習というのは、新しいことを学んでそれを自分のものにしていく過程です。

今までまったく知らなかったことを

知ることができるようになったとき

そこには当然、驚きや疑問が生まれます。

 そのインパクトが大きい場合、人はより学習の効率を高めることができるのだと思います。

新しいことに出会い

びっくりして

「なぜだ?」と思い

考えてみて

納得して

自分の知識にしていく

こんな流れこそが本来の学習の過程だからです。

驚かない生徒たち

 ところが学習において

一向に新鮮な驚きを感じない生徒が多く存在します。

理由は様々です。

勉強自体がマンネリになっていたり

教科自体に興味がなかったり

そもそも話の内容自体がよく理解できていなかったり

いろいろな場合があると思います。

 でも「ここは驚くだろう」と思う場面でさえ

「ふーん」というような反応で

「じゃあ暗記するか」となってしまうのを見ると

むしろこちらが驚いてしまいます。

 たとえば中学の理科で

酸素と水素を化合させて電気エネルギーを取り出す「燃料電池」について学習します。

普通に考えて「酸素と水素だけで発電できる」ということは、

衝撃的なことであり驚くべきことだと思うのですが

色々な角度からそのすごさを説明しても

あまり生徒に感動があるような状況はありません。

この単元に興味を持つ生徒がたまたま少なかっただけかもしれませんが、反応が他の分野に比べてあまりないことが多いような気がします。

 今は燃料電池が結構有名になり実用化されていますが、

まだ世に知れ渡っていない頃に、すでに教科書には掲載がされていました。

私などは最初に一読して、大変びっくりして

「教科書もすごいことを載せるようになったな。科学の進歩って素晴らしいな」と思ったものです。

おそらく生徒には、意味が実感を伴ってとらえられてないからだとは思いますが

こういうことについては「驚き」を感じてほしいものです。

 その「驚き」こそが先々の学習に生きてくるからです。

でんぷんは何からできる? 

 同様のこととして

中学校や小学校の理科で学習する「光合成」があります。

「光合成」はご存じのように

光と二酸化炭素と水があれば

植物において、でんぷんの合成をすることが可能です。

「光・水・二酸化炭素」だけあれば

栄養のあるものができてしまうのです。

 このことは、よく考えてみると大変すごいことだと思いますが

やはり学習の現場では

「えっと、光が必要か」

「水もいるな、あと何だっけ」というような

知識の習得がすぐ始まってしまい

多くの生徒には

「驚き」は感じられないような気がします。

 だから、たまに一部の生徒に

「先生、植物ってすごいね」などと言われると

それだけで嬉しくなってしまいます。

それくらい生徒は

学習の中で素朴な「驚き」というものを失いがちなのだと思います。

 やはり毎日「暗記する」「テストする」

というようなことばかり繰り返しているので

学習が仕事と同じようなルーティンワークになってしまっているのかも知れません。

 でも「驚き」が学習をする意欲を強くすることは明らかです。

勉強の意欲が湧いてきて

やる気を出すことも間違いありません。

 すこし余裕を持って

「今学習していることって、実はどんなこと?」

と見つめ直すようなゆとりが必要なのだと思います。

そして、たくさんの「驚き」を手に入れて欲しいです。

今後も皆さんのお役にたつ情報をアップしてまいります。

 

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