【思考の壁】突き抜けた成績上昇が起きない本当のワケとは?

 ここはいつもすっきりしない

 学習を一生懸命やればやるほど

成績上昇が頭打ちになってしまうことがあります。

色々努力しているつもりなのに

数字が変わらない

そんな状況もよく見られるものです。

 学習習慣がそんなに悪いわけでもなく

やるべきことをある程度しっかりやっているのに

得点が伸びてこない場合には

「思考の壁」があることが時にあります。

自分でははっきりとは気づきませんが

「ここはいつもすっきりしない」とか

「ここから先は、『何となく』の理解になっちゃうな」というような

しっかり確定しないままの場所があるという事が

得点を伸ばせない原因になっているかも知れません。

理解が容易ではない単元

 たとえば高校英語で

「倒置」というものがありますが

この単元などは

大抵どの生徒に聞いても、最初は

「よくわからない」

「いつも間違える」

「どうしてそうなるのかわからない」

「出てきても『何これ?』ってなってしまう」

という返事がきます。

 これは日本語の倒置は

子どもの頃から詩の学習をしたり

歌の中にそういう表現があったりして

そんなには理解できないものではないのですが

英語の学習については

そもそも 主語、動詞、目的語、補語や句、節といった基本的な組み立てすら

十分理解できていないのに

 その上語順を動かした表現なんて

イメージが容易ではないのは当たり前のことだからです。

だから取っ掛かりが悪いのは当然かも知れません。

 高校の英文法は、1年次で一回通った後、2年次3年次で再度同じところをやったり

受験向けに繰り返しをしたりするので

「倒置」の単元も、繰り返し生徒は目にすることが多いかと思いますが

実は、生徒の成績に差が出るのは

「難しい単元だな」と思ったその先の対応なのです。

自分だけ分からないと思い込む

 こういう理解が容易でない単元を目にしたとき

生徒が一番多く思うのは

「自分だけ分からない」という思い込みです。

「できる生徒は、スイスイとわかっているけれども、自分は能力がなくてわからない」という事を考えてしまいがちです。

 私は、これが学習を妨げる「思考の壁」の正体だと思っています。

この生徒の想像と異なり

理解が容易でない単元に出会った場合

実際には、およそほとんどの生徒が

「ここは難しい」「わからない」「困ったぞ」と感じています。

ところが

「自分だけわからない」と思う生徒は

「だから放っておく」という思考をしがちです。

そしてそこが苦手になります。

これに対して

「皆難しいに違いない」と考える生徒は

「ここは努力が必要な場所だ」というイメージを持ちます。

そして少しでも解明をして行こうと工夫をするため

結果として大きな差が付くのです。

 壁を作らず果敢に、混乱しやすい単元や内容をクリアしていくようにすれば

そういう単元を完璧にできないにしても

気が付けば、驚くような成績向上を体験することができるのですが

きわめて多くの生徒が

そのことに気づきません。

前者は

「自分の能力を他人より低く見積もり、自分には無理である」という誤解をしていますが

後者は

「能力は皆変わらないが、一歩踏み込めば解決法がある」と思っているという点で

大きな違いがあります。

 実際苦手な単元は、常にこうした考え方の違いから発生しているのではないかと思います。

「自分だからわからない」という考えは

慎重で良いようにも見えますが

その後には

「だから仕方がない」という言葉が続くことになる発想です。

自分の能力を「これくらい」と決めてしまえば

それ以上に上がることはありえません。

だからこういう「思考の壁」は

学習をするにあたっては大きな支障になるという事を

よく意識しておくことが重要です。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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