【言葉の不思議】「さじ」と「れんげ」と「スプーン」と

スプーンの起源

 食事に使うスプーンは色々な場面で利用されていますが

英語ではspoonと書きます。

恐らく古来人が木片などで食事をすくって食べる時に使うものが、

次第に進化して今の形になったのでしょう。

今や非常にスマートで食べやすく

人々には欠かすことのできない道具ですが

最初はそういう必要に駆られて登場したのだと思われます。

れんげ(蓮華)とさじ(匙)

 これに対して東洋でも

同時期に同じような道具が発達しています。

中国では、陶製の日本語で言うところのれんげ(蓮華)が使われるようになっていました。

また、日本ではさじ(匙)が使われました(中国の蓮華も中国語では匙と書くようです)

 やはり必要から出来た道具だと思います。

 でも不思議に思うのは

中国と日本であれば、地理的関係から

同じような道具が発達するのも無理はないとしても

ほぼ交流のなかった時代に

ヨーロッパではスプーン

中国や日本では匙(れんげ)が出来たというのは

どう考えたらいいのでしょうか。

 形状は大体同じものですので

知らずにできたとすると

人類は離れていてもやはり皆考える事は同じなのかと

妙に感慨深いものがあります。

考えるという事

 今では「さじ(匙)」という言い方をする人は、かなり少なくなったので少し変わってきていますが

英語のspoonを和訳すれば、「スプーンまたは匙」ということになります。

これを聞いて

「あれ?お互いに似たものがあったのだな」

と歴史的に初めて英語を知った日本人は、考えたのではないかと思います。

 そう考えると

英語を和訳するというのは

実に不思議な作業に思えてきます。

りんごが世界中にあってもおかしくないので

りんご=apple はわかりますが

たとえば

はし(箸)=chopsticks とかは

「はし(箸)を知ってから、英語が作られたのかな」どとつい考えてしまいます。

元々は英語圏にはなかったものですので…。

 ちょっとしたことですが

こんなことを考えながら英語を学習するのも

文化の違いを意識することになり

実は、かえって暗記が進むものです。

 何事も興味を持ち、あれこれ考える事が

思考の幅を広げて

記憶の定着を促進するだと思います。

皆さんも、あれこれ考えてみるのも面白いですよ。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

 

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