【復習のやり方】本当にそのやり方で次は満点?

単元テストの間違いをきちんと復習できている生徒の数  中学や高校では大きな定期テストの他に単元テストが行われることが多いと思われます。 この単元テストについては 生徒からよく 「明日単元テストなので、対策をお願いしたいです」 というような依頼があります。 前日であっても範囲は限られているので、対応できることは多いのですが、 単元テスト後 「先生、単... (続きを読む)

【目次を読む学習】勘違いしやすい「式の計算」と「方程式」の違いとは?

「式の計算」の学習  中学数学でも高校数学でも、年度の始まりは大抵「式の計算」(高校では「整式」)から入っていくのが通例です。 これは教科書自体がそういう作りになっていて、まず計算主体の学習(代数)をやって その後に「関数」や「図形(幾何学)」や「資料整理(統計)」などに進んでいく形式の場合が多いです。  したがって「式の計算」については、中1から始まって高校でも毎年繰り... (続きを読む)

【単位の換算】暗記しない方が間違えない!?「1㎥=1000000 c㎥,1㎡=10000 c㎡」

苦手な生徒が多すぎる単位の換算  小学校の算数では、いろいろな単位の勉強をします。  簡単なところではmm、cm、m、kmのような長さの単位や mg、g、kgのような重さの単位などから、 面積の単位で a(アール)、ha(ヘクタール)などのような面積の単位などいろいろあります。  学年が進むにつれて順に出てきますが、 現在の教科書だとだいたい6年の終わ... (続きを読む)

【驚くという能力】気づいていますか?「光合成の凄さ」

誰もが知っていることだけど  クイズです。 水があります。光があります。空気があります。これだけで人間の食べるごちそうができます。ごちそうを作ってくれるのは誰?   答えは…、植物です。  二酸化炭素を吸収して、植物の葉にある葉緑体で光合成が行われて有機化合物が生成され、植物の成長のための養分になっています。 酸素の発生も伴って、人間にとって良いことだらけで... (続きを読む)

【中学英語のコツ】 覚えたのに I(アイ),my(マイ) me(ミー) が使えないワケとは?

代名詞で苦戦する生徒の多さ  中1英語で代名詞の学習をします。 大人の方もたぶん覚えている「アイ、マイ、ミー、マイン」というやつです。 語学のため必ずしも論理的に割り切れない部分がある英語学習の中で、代名詞は割とすっきりわかりやすい分野です。 規則性があり、変な例外もほとんどありません。  ところが、代名詞を苦手にしている生徒は非常に多いのです。 中2... (続きを読む)

【中学国文法】「ことばの単位」「文の成分」「単語の種類」の意味を知れば、一気に仕組みがわかる「ことばのきまり」

文法が苦手な生徒の多さに驚く  中学国語の文法の学習については、得意な生徒が珍しいくらいに、苦手にしている生徒が多いのが実感です。  このことについては「なぜなのだろう?」と長らく疑問に思っていました。  あるとき生徒と話していて、気づいたことがありました。  その生徒は品詞と文節が同一のものと誤解していたのですが、 聞いてみると「ことばの単位」という言葉を... (続きを読む)

【情報リテラシー】気づいていますか?「誰が本当に権力を持っているのか」

真実を知ることの重要性  私たちは日頃、自分や家族の安全を願って暮らしています。 そしてそのために色々な事をします。 仕事を一生懸命やって生活を安定させようとしたり 貯蓄をしたり保険に入って万が一に備えるのもそのためです。  では私たちが安全で平和で安穏な暮らしを続けていくために もっとも重要なものは何でしょうか。 私は「情報」ではないかと思って... (続きを読む)

【明治維新の四字熟語】なぜ必要だったのか?「富国強兵」「殖産興業」

明治維新の学習  徳川幕府が倒れて明治になり、天皇中心の政治体制が始まったのが明治維新です。 私たちのイメージでは、江戸時代と言うとかなり昔で自分とは関係があまりないような気がしますが、  明治ともなるとそんなに昔でもなく、文化面では現在に直接つながるようなものも出てきているので、 明治維新を境に一つの大きな区切りがあるように感じるかと思います。  さて、その明治維... (続きを読む)

【情報リテラシー】いまでも山賊が出没する世界とは?

詐欺メールの進化  ここ数年メールを使ったネット上の詐欺が 以前に比べて格段の進化を遂げました。  私は個人のメールアドレスは10近く持っていますが、 それらには受信拒否などの対策が十分に講じてあるので、さほどこういったメールが来ることもないのですが 営業で使っていて公開しているアドレスについては、そういうこともできないため 実にいろいろなメールが... (続きを読む)

【非同期型コミュニケーション】「話し合うことは人を機敏にする」「書くことは人を確かにする」

書くことは人を確かにする   イギリスの哲学者フランシス・ベーコンの有名な言葉に 「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」 というものがあります。 皆さんも一度は見たり聞いたりされたことがあるかも知れません。  この中でやはり注目されるのは 3番目の「書くことは人を確かにする」という部分だと思います。 人は... (続きを読む)