【中1英語のコツ】最初の関門「be動詞と一般動詞の使い分け」

教科書が変わった

 中1のこの時期は

英語の学習をする生徒たちにとって

おそらく最も大きな分岐点になる時期だと思います。

 というのは、

以前のゆとり教育の時代と異なり、アルファベットや簡単な挨拶文の確認が済むと

すぐに英文の仕組みの学習に入って行くようになっているのですが

 いわゆるbe動詞(am,is,are)を使った文と一般動詞(likeやplayなど)を使った文の使い分けを学習し始める時期だからです。

 さらに教科書改訂により

従来はbe動詞の文を一通りやってから、次に一般動詞の文に入って行く形が通常でしたが

今年の教科書からは、be動詞の文と一般動詞の文を同じ単元で比較しながら学ぶというスタイルに変わったのです。

 教えている立場から見ていると、すでに生徒の反応が劇的に違うため

これがどう影響するか、今後を見守っていく必要があります。

理解しやすい比較式の学習

 教科書の内容の変化があったのを知った時

私は、このような同時に比較して違いを最初から意識させていくやり方は、悪くはないと思いました。

 実際に英文を示して説明します。

 わかり易くまとめるとbe動詞の文と一般動詞の文は、こんな感じの違いがあります。

be動詞の文

 肯定文 You are from Japan. あなたは日本出身です。

 否定文 You are not from Japan. あなたは日本出身ではありません。

 疑問文 Are you from Japan? あなたは日本出身ですか。

一般動詞の文

 肯定文 You play tennis. あなたはテニスをします。

 否定文 You do not play tennis. あなたはテニスをしません。

 疑問文 Do you play tennis? あなたはテニスをしますか。

 見ていただくとわかりますが

be動詞の文では 助動詞doは登場しません。

逆に一般動詞のこのような単純な現在形の文にはbe動詞は登場しません。

 一見すると簡単な区分けのように見えますが

初見の生徒にとっては、混乱する場所が多く

結構苦戦する生徒が続出します。

 よく見かけるのが

Are you play tennis? という誤りであったり

You do not from Japan.であったりします。

Do you are from Japan? というように混ざっている誤答もあります。

 もちろん混乱すると言っても、少し慣れてくれば

そんなに難易度の高い学習内容ではありませんので

次第に頭の中の整理がついてきます。

しかし、この箇所をよく確認しないまま進むと

それが原因で英語が苦手になってしまうことも多いのです。

3年生でも上記のような誤った文を書いている生徒は、実際には結構いるのです。

 それを考えると

両者を最初からきちんと比較対照して学ばせようとする

今回の改訂は、一定の効果を挙げる可能性があります。

現実の学校指導の対応次第

 しかし現実には

生徒には驚くほどの混乱が生じているようです。

それは学習内容を豊富に盛り込み過ぎていて

上記の一番核心部分に

生徒の目がいかないからです。

まだ最初のあたりの学習単元でありながら

すでに単語や助動詞canまで登場してくるため

生徒の頭の中がきちんと整理できていないうちに

学校の授業が進んでしまえば

英語の苦手な生徒は

これまでにも増して多く出現してくることでしょう。

 学校の現場の運用次第かも知れません。

ここが要と思って徹底理解を

 塾の指導において見ていると

理解力のある生徒でも、学校の進み方に合わせて

この区別をしっかりマスターして併行して進んで行ける生徒は

現在のところ少ない印象です。

 徹底して確認と整理をできるように

かなりの時間をかけて丁寧に教えて初めて

「ああ、そうか」という言葉が聞けるような感じです。

 少しハードルの高い教科書になった印象は否めません。

 ただ、これまでの教科書で後に先送りしていた

比較対照を最初からやってしまおうという方針のため

早期に理解ができれば、後からはかなり楽になってくることでしょう。

それは間違いないかと思います。

 ここが要(かなめ)と思って

曖昧なまま進むことをせず

徹底して確認して理解をしていく事が

とても重要だと思います。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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