【情報リテラシー】消えた「ゼネラルな情報提供ステーション」知らない情報へは辿り着けない。

ゼネラルな情報提供ステーションが消えた

 インターネットが進化してきたので

多くの人々は「情報が何でも手に入れられる良い時代になった」と喜んでいますが

はたして本当にそうでしょうか。

 答えは ノーです。

正しい側面もありますが、

実は「多くの面ではそうでもない」と言わざるを得ません。

 というのは

「ゼネラルな情報提供ステーション」が消えてしまったからです。

正確には

「『正しい情報を提供する』ゼネラルな情報提供ステーション」が消えました。

ここで「ゼネラルな情報提供ステーション」というのは

簡単に言うと、テレビの事です。

 インターネットでは、何か情報を得ようとした場合には

まず自分で検索をする必要があります。

そしてその際には、事の大小はありますが

自分が少しは何かを知っている必要があります。

 たとえば、薬害について調べようとする人は

すでに「ある薬に害がある可能性」に気がついている人です。

 逆に薬について何も全く心配をしていない人は

薬害の情報が、WEB上に海のごとく豊富に存在していても

何一つ知らないままになってしまいます。

 これまで人々は、テレビを見て新聞を読み

ゼネラルな情報提供を受けることができました(今も一応できますが・・・)

そこでは、自分が興味を持っている事だけでなく

世の中のあらゆる物事がバランスよく

情報として提供されています。

 たとえば、自分が普段気象や天体について全く興味がなくても

テレビをつければある程度の情報が流れてきます。

 急に人工衛星の墜落でもあれば、当然大急ぎで報道がありますから

全く関心がなくてもその情報を割と早くキャッチできるのです。

 そういう意味でテレビなどは、非常に有能な情報提供ステーションでした。

興味のないことは何もわからない

 私はもう長い事、地上波のテレビを見ていません。

普通はかなりテレビを見る年代ですので

同年代の人が、タレントやらキャスターの話をしていても

もはや全く誰が誰やらわかりません。

 正直興味がないから、知る機会がありません。

もっともWEB上にもニュースは流れますので

ちらっと眼にすることはあります。

たとえば

「〇〇選手が謝罪会見」とか出ていて

「何で謝っているのかな。暴力でも振るったのかな?」

と思って興味を持ち、見てみたら

「〇〇選手は許可を得ずに夜外出をしていた。これを重く受け止め云々・・・」

とか出ていて、

「なぜ大人の一個人が外出許可を得なかったことがニュースになり、会見をする話になるのだろう」と本当に意味がわからなかったりします。

 重要なニュースは山ほどあるのに

今では、実際に報道されているのは、本当に一部になってしまっています。

 あくまで個人的見解ですが

地上波のTVで流れていることは、偏った情報や倫理観、特定人への個人攻撃などが以前に比べて表に出過ぎているという事情もあり、どうしても遠ざけてしまうので

そういう理由もあり、私だけでなく多くの人々が、現実に色々な情報をゼネラルに収集できなくなっています。

 代替的なものとして

WEB上の偏りのないニュースを探そうとしますが

これはかなり至難の業で、多くは地上波テレビと近いものになります。

 多くの人は、そういう事情があるからだと思いますが

時事ネタ系の動画サイトを複数見たりして

バランスのよい情報を得ようとしている流れがあるように思います。

 しかしこちらについても

近時運営サイトからのチェックが厳しくなっており

だんだん地上波的な偏った情報が多くなってきています。

 このように、かなりWEBに詳しい人でも

正しい情報を得るのが、次第に困難になってきています。

だからネットに慣れていない人は、なかなか自分の得ている情報の誤りについて

気付く事自体が難しくなっているのではないかと思います。

 これは

「元々、人は自分に興味のある情報しか得ようとしない」

という事に由来する問題のような気がします。

常に疑問を持つ

 このことへの対策は唯一つです。

 もしあなたがネット上で情報を得ることができる立場であれば

色々な事を「検索する癖」を持つようにしてください。

 ちょっとしたことでも

報道などに違和感を持つことがあれば

面倒がらずに検索してみてください。

「〇〇は怖い。恐ろしい」という方向の情報ばかりであれば

「〇〇 怖くない」と検索します。

「△△ 安全で大丈夫」という方向の情報ばかりであれば

「△△ 危険」で検索します。

これだけで真実がわかるはずです。

 現在では、多くの場合

報道と正反対の情報を知ることができると思います。

それは驚くべき頻度になっているかも知れません。

TVの黄金時代を見て育った私としては

実に残念でなりません。

 それくらいに今や地上波の報道はあてにならない情報源になりつつあります。

でもこのことを逆に見ると

誰もがWEB上の正しい情報にアクセスすること自体は可能なのですから、

少しのきっかけさえあれば、バランスの良いネット上の「情報の海」に容易にたどり着けるというのが

現代の情報格差の特徴的な点のようにも思われます。

 実際に調べてみるとWEB上では地上波とは逆の反対情報が、すぐ検索できる場所に点在していることがわかります。

簡単に言うと

「調べればボロが出る嘘」を平気で流している場合があるのです。

情報を曲げて伝えることをしようとする場合には、発信者はどうも

「どうせ自分で調べることはない」

「流した情報を信じるに決まっている」

と高を括っているようにさえ思えます。

だから

ちょっとしたことでも、まめに検索しましょう。

 ほんの少しのことから

真実の情報をしっかりとつかむことができると思います。

 偽情報に誘導されて不利益を受ける前に、ぜひ試してみる事をお勧めします。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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