【情報リテラシー】「世界は危機に瀕して行く」なぜ彼らはそれを知っているのか? 

ファクトフルネス                     

 一般にマスコミが伝える未来は、多くの場合暗いものであるのが決まりのようなものです。

「日本には輝かしい未来が訪れる」と伝えても、あまり記事にはならないからでしょう。

いつでも、明日にも日本は破綻するかのような勢いで報道をします。

しかし、実は世の中は世間の人々が考えているよりはずっと良くなっています。

 世界中で話題となった本「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」(ハンス・ロスリング他著)にもこのことについて書かれています。

人は情報を偏って受け取ってしまうことがあり、これによって事実と異なる思い込みをしてしまいしがちだという趣旨の事がさまざまな例を挙げて説明されています。

「いつ戦争が起こるかわからない」

「いつ資源がなくなってしまうのか」

「大災害がすぐにもやってくる」

 そんなことをあなたも、マスコミのセンセーショナルな報道で幾度も心配したことがあるのではありませんか?

枯渇しなかった石油

 だいぶ昔のことになりますが、

私の記憶間違いでなければ、マスコミは何回も何回も

「あと10年で地球上の石油が枯渇する」というニュースを流していたと思います。

私などは呑気に「意外になくならないじゃないか?調査ミスか」と不思議に思ったものです。

その後数十年が経ちましたが、現に今も無くなっていません。

 そしてその頃「すぐに原子力を」と大騒ぎしていたのもマスコミだったと思います。

その後震災があって一転して

今度は原子力発電を促進していた人を、まるで猛烈に批判し始めたのもマスコミでした。

 その様子を見て

「ああ、こういうのをマッチポンプというのか」と妙に納得したものです。

科学技術の躍進

 世界が良くなる情報に比べて、悪くなる情報の方が人々に伝播しやすいからでしょうか。

私たちはちょっとしたニュースでも、マイナスの面をもつ報道内容を見聞きすると

それが世界を次第に覆っていくような不安を感じてしまうものです。

 しかし科学技術面に関して言えば、世界はいつも確実に進歩していると思います。

 10年前に、一体どれくらいの人が、元はただの電話機に過ぎないスマホが

時を経て、カメラ・アルバム・ウェブアクセスの手段・本・音楽を聞く機器・カーナビ・スケジュール管理・支払いの手段・銀行口座へのアクセス手段・ゲーム・ショッピングのツール等々…

現在のように非常に多様な形で、活躍するようになると予測できたでしょうか?

 おそらくほどんどの人は、想像もしていなかったと思います。

 スマホ一つとってもこのような進歩です。

AIがもっと普及していけば、今は想像もできない便利な社会が到来することでしょう。

 どんなにメディアがこの世界の破綻を叫んでいても、それとは関係なく世の中は今も日々便利になっていることは間違いのない真実です。

世界を暗黒に感じさせているものは何か?

「これから10年の間」を想像しただけでも、人々は

「老後は何千万円も持っていないととても不安」

「地球は温暖化して大変なことになり」

「食糧危機で人々は昆虫を食べるようになる」

「疾病が今以上に世界中で猛威を振るう」

「日本は借金が膨大になって破産寸前になる」

そんなことを思ったりしているのではないでしょうか?

 でもよく考えて見てください。

あなたの思っているその不安の元になる情報は、いったいどこから得たものですか?

ほどんどの人は、マスメディアの情報からそれを得ているのではないでしょうか。

 実は上記の情報には、すべて合理的根拠に基づく反対説があります。

 もちろんこれらの情報が本当になるような危険の可能性もあるかもしれないものの 

反対説については、皆さんどれくらいご存知でしょうか?

おそらくほとんどの方は知らないのではないかと思います。

 安易に断言すべきではないですが、マスメディアは私企業です。

彼らが「不安」を煽れば、経済的に潤うこともあることを決して忘れてはいけません。

反対の「安全」について、もっと周知説明する義務がメディアにはあると思いますが

少なくとも今の様子を見ていると

未来に向けて「不安」ばかりを強調している傾向を否定できないのではないかと思います。

その証拠に反対説をほとんどの人が知らないままだということが挙げられるのです。

 その実メディアは、国民が直面している本当の危険については、報道をしていなかったりもします。

世の中を過不足なく見つめる

 私も物心つくまでは、テレビや新聞を見てそれをすべて信じ切って生活してきた人間です。

ようやく大学生の頃、何となく違和感を感じてメディアの裏側に興味を持ち

自分で調べるようになりました。

当時はネットもなかったので、自分の疑問に確証が得られませんでしたが

その後ネットによってメディアの嘘が次々に明らかになって

自分の違和感が正しかったことを知りました。

 マスメディアを信じ切って生活をしていても、以前はそんなに支障はなかったかも知れません。

しかし今では、危険の方が多くなってきているように思います。

 私たちの未来は、メディアやその背後にいる人たちの思惑によって決められるものではありません。

どのような明るい未来も、まだ可能性が残されています。

 今こそ、メディアが思い描き私たちに示唆してくる暗黒の未来予測を脳裏に刻み付けることなく

私たち自身が、自分の頭で考えて未来への道を切り拓いていくことが、とても重要になるのではないかと思っています。

ぜひ一度、「自分の知識や情報は、メディアの流した片面的な報道によるものでないか」

そのことを落ち着いて考えて見てください。

意外な真実に気づくかもしれません。


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