【同訓異字】「登る」「昇る」「上る」の違い。じゃあ「地位にのぼる」はどう書く?

同訓異字  これまでも何回か同訓異字については記事にしてきましたが 同訓異字というのは、異なった漢字を使うが同じ訓読みで、意味が似通った漢字を使う場合の字を指します。 たとえば「務める」「努める」「勤める」など有名なものがたくさんありますね。  今回は「のぼる」です。 「のぼる」の書き方には「登る」「昇る」「上る」があります。 登る  まず「登る... (続きを読む)

【同訓異字】「上げる」「挙げる」「揚げる」じゃあプレゼントを「あげる」は?

同訓異字  同訓異字と言うものがあります。 皆さんはおそらく同音異義語についてはよく耳にするかもしれません。 同音異義語は一般には音が同じで意味が異なる語を言い、「性格」と「正確」のようなものがこれにあたります。  同訓異字はこれと異なり「訓が同じ」でも異なる字を書くものです。 ただここで注意が必要なのは、この場合意味が近いものを普通「同訓異字」として取り上... (続きを読む)

【実は深い対義語の世界】「交流」「現実」「消滅」の対義語は?

対義語  反対の意味を表す言葉を対義語と言います。 「安全」の対義語は「危険」 「困難」の対義語は「平易」や「簡単」といった具合です。  言葉には複数意味があるものも多いので、対義語も複数になる場合があります。 たとえば、「交流」の対義語と聞かれたら皆さんは何と答えますか? 「友達と交流するの反対か?何だろう?」「絶交かな」 そういう風に思われる... (続きを読む)

【熟字訓】「天晴。可笑しい。美味い。」気持ちをよく示す特別な漢字

熟字訓  熟字訓というものがあります。これは一語一語の漢字の読みと離れて熟字(複数の漢字のまとまり)に読み(訓読み)を当てたものです。 以前にも蒲公英(たんぽぽ)や土産(みやげ)などを紹介しました。 【やまと言葉の優しさ】「蒲公英が咲く田舎道。旅の土産を抱え、家路を急ぐお父さん」 熟字訓は、本来の用法と離れて読み方を当てただけの当て字とは異なり、幹事と意味との... (続きを読む)

【重言】「一番ベスト」「学校へ登校」「まだ未定」「あらかじめ予告」全部ダメなんでしょうか?

重言・二重表現  同じ意味の言葉を繰り返し使ってしまう表現を「重言(じゅうげん)」あるいは「二重表現」と言います。  もちろん日本語の正確な用法としては、誤りという事になるかと思いますが、私たちは普通にこういう言葉をつかっています。 たとえば「一番ベスト」 これはベストと言う言葉の意味が「一番良い」なので、「一番一番良い」という事になり巷では誤用だとされるようです... (続きを読む)

【外来語の美化語】使ったらいけないの?「おトイレ」「お煙草」「おズボン」「おソース」

美化語  敬語の種類として「美化語」というものがあります。 これは言葉を上品にして他とのバランスを取るために使われる敬語の一種で  以前はこの分類はなく、敬語は「尊敬語、謙譲語、丁寧語」だったのですが、 割と最近に、なぜか種類が増えて「尊敬語、謙譲語、丁重語、丁寧語、美化語」の分類になり、登場したものです。  たとえば 「お菓子」は単に「菓子」と言えば... (続きを読む)

【繰り返す明るい未来の四字熟語】「意気揚揚」「意欲満満」「威風堂堂」「前途洋洋」「悠悠自適」

明るい未来と勇気  昨今の世情には、あらゆる人たちが何がしかの影響を受けて、 ごく一部の例外を除いて、激動の状況下に人々は置かれています。  でも、こんな時こそ気持ちを取り直して、前向きにいきたいものです。  明るい未来を感じたり勇気がわくような言葉というものは、人の気分を一瞬で変えてくれることがあります。 言霊という言葉もあるように、 世情が暗いから... (続きを読む)

【万葉仮名の世界】「春過而 夏来良之 白妙能…」これって漢文?

学校で詳しく習わない万葉集の本当の姿 この文を見てみなさんは、どう感じるでしょうか? 「春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山」 「漢文かな?」 「中国の詩かな?」 そんな感じの感想を持つのではないでしょうか。 しかし外れです。  これは万葉集の中でも、最も有名な短歌なんです。 春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 ... (続きを読む)

【同訓異字】何を「おさめる(治/修/納/収)」の? どんな「おつとめ(務/努/勤)」なの?

同訓異字  よく同音異義語という言葉は耳にする事があるかと思います。  同じ「音」だけど意味がちがう(異義)という意味で、たとえば「参加」と「酸化」「讃歌」のように音で読むところが同じになるものです。  これに対して、訓読みが同じで意味が違うのは「同訓異字」と呼びます。 この区別自体は、テストなどで聞く事はあまりないので、そんなに重要でもありませんが 今回の... (続きを読む)

【四字熟語】現代人も気持ちは同じ「五里霧中」

五里霧中 五里霧中:物事の見通しが立たない様子を表す四字熟語。中国の後漢書に記された張楷(ちょうかい)という人物が起こすことができた「五里霧」についての記述に由来して、5里先まで霧が立ち込めて見通しがきかない様子から、この言葉ができたとされる。  私たちは、何かするときに日常的なことはある程度先の見通しを立てることができますが 全く初めての試みであったり、マニュアルのな... (続きを読む)