【問題解答のコツ】解く時間を速くする秘訣とは?

 問題を解くときに、非常に時間がかかる生徒もいれば、なぜそんなに速いの?と思えるスピードで解く生徒もいます。  いつも時間切れになるので数学の点数が悪くて困っていたり、逆に、スピードは速いが雑でミスばかり出てしまうので、どうしたらよいかお困りという方もみえると思います。  問題を解く速さは、 ①問題文を読み取るための時間 ②問題の意味を把握する時間 ③解答の... (続きを読む)

【対策学習のコツ】最速準備の裏ワザとは?

 昨日対策学習の方法についてアップしましたが、本日も続きを書きたいと思います。  今日は、対策時の時間の節約についてお話します。  テスト対策を行うときに一番無駄なことは、できることの繰り返しです。これをやると時間の割に得ることが少なくなってしまいます。  これを防止する方法として、まず、単純な方法では、1回やったときにできなかったものにチェックを打ち、できたものは2回... (続きを読む)

【対策学習のコツ】学習法の見直しをする際の注意点とは?

 試験前の対策時期になると、どのように試験に向けて準備したらいいかわからないという生徒が現れます。  中1でテストにまだ慣れていない生徒はもちろんですが、高校生でも準備する分量が増えてしまって、どうしたらいいかわからないという悩み相談を受けることがあります。  暗記事項をがむしゃらに覚えていったり、解答法を知ったらあとは練習を繰り返せば、試験というものはだいたい乗り越... (続きを読む)

項羽の失敗【公平な指導とは?】

項羽  漢の国を創設した劉邦と天下を争って敗れた楚の武将。始皇帝で有名な秦を滅ぼすための軍を率いて大きな勢力を作り西楚の覇王を名乗った。軍事的には圧倒的に有利であったにもかかわらず、最終的には劉邦の漢に敗れてしまう。最期の時に述べられた「四面楚歌」の言葉は、現在も周囲が敵ばかりで助けがないことを表す言葉として使われている。  対照的な項羽と劉邦 項羽は名門の出身で、ただ武勇に優... (続きを読む)

【先生向け指導のコツ】理解>形式の効用とは?

  枝葉末節は後で 講師の指導を見ていて、「せっかくいいところなのに」と残念に思うことがあります。  それは、生徒が理解をしてきて「わかった」という瞬間を正に迎えそうな時に、水を差すことを言ってしまう指導を見たときです。  たとえば数学で、連立方程式の加減法をやっていると生徒はいろんな書き方をします。自分なりのやり方で+とーを途中で書き変えたりして、指導する立場から見る... (続きを読む)

【アウトプットのコツ】ミスを最小限に減らすワザとは?

 およそテストというものには、ミスがつきものです。  勘違いして覚えていたというのであれば、それは勉強不足であきらめもつきますが、うっかりして書き間違えたとか、たし算の計算ミスをしたとかいうケアレスミスについては、後悔しか残りません。  だから、何としてもミスは防ぎたいと思うのが、学習する者すべての心情でしょう。  ミスはどんな時に出るのでしょうか?  私... (続きを読む)

【学習のコツ】忘れない思考とは?

 歴史などの社会の科目を指導していると、「全然覚えられない」と嘆く生徒によく出会います。  話を聞くと、そもそもあまり興味がないことがわかります。  歴史に興味がない生徒にとって、「帝国主義の時代に日英同盟が結ばれ、それを背景として日露戦争が起こったが、講和条約としてポーツマス条約が結ばれたんだね。ここ大事、テストに出るよ。あと、小村寿太郎も覚えておいて」などと話しても、焼け... (続きを読む)

はんこ文化と紙媒体

 昭和の頃、権利に関わる重要な文書はほとんど縦書きで、特に官公署提出書類などには様式面での制約も今より多かったことを記憶しています。  たとえば、訂正削除の場合の捺印の横に書く訂正記載で字数を書く際には、多角文字を使うことが普通でした。 偽造を防ぐ趣旨だったのだと思いますが、今は文書は横書きが主流になり、多角文字を使う場面も少なくなりました。  時代が変... (続きを読む)

今でもFAX?

 21世紀に入り科学は日々進歩しています。私たちの目からも進歩のスピードが増していることを実感できる毎日です。  ビジネスに使う通信手段も、次々と新しく便利なものができてきました。古いものではメールがありますし、最近ではSlack やChatwork、もう少しカジュアルユースなものとしてはSkypeやラインなどがあります。  私のところでは、最近は主にChatworkを使って... (続きを読む)

国家の未来【官僚の目線はいったいどこに?】

 最初にお断りしておきますが、私は経済の専門家ではないので、今日書くことはあくまで庶民の素人考えだと思ってお読みください。  国家の実質的な運営は、我が国では 明治維新以来 優秀な官僚によって担われてきました。  政治が迷走するときには、官僚こそが国家百年の計をもって、冷静に行政実務を行わなくてはならないことがあります。政治家が頼りにならない時は、一層官僚の力が私たちの頼りで... (続きを読む)