【時間の不思議】時間は同じ長さではない?

時間の感じ方

 勉強をしていて、どんどん新しい問題を解いていたら

「これだけの時間でこんなにたくさんの新しいことができた」と

びっくりしたことはありませんか?

逆に、授業を受けたり仕事をしていて

その日やったことが、普段とあまり変わらず平凡な感じの内容だった場合に

「今日は何かすぐ終わってしまったな」とか

週の終わりに「今週はやけに短かったな」と感じることがありますね。

 時間の感じ方は、やっている物事や内容によって大きく違うときがよくあります。

とても短く感じることもあれば、長く感じることもあるのです。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

今回は、この原因を考えてみます。

いろいろな研究がされています

 「時間自体が存在しない」という考え方があるのを前に記事にしましたが(「世界5分前仮説」の記事)http://wizzseiun.com/2019/12/31/five-minute-hypothesis/

時間というのはやはり主観的なものなのかもしれません。

 そしてその原因が、時間に対する個人の感覚やとらえ方の違いにあることは間違いないようです。

 この感覚やとらえ方の違いがどこから来るかについては、たくさんの説があります。

 本川達雄氏の「時間が体重の4分の1乗に比例する」という説や、

ポール・ジャネ氏とピエール・ジャネ氏によるジャネの法則「時間の心理的な長さは年齢の逆数(たとえば30歳なら30分の1)に比例するという説などが有名です。

 専門家ではないので私にはどれが正しいかということはもちろんわかりません。

 しかし、経験(出来事)の数が多いこと+新しい経験が多いことが時間を主観的に長くさせるという考えが、割と実際に合った考え方のように思います。

 「子どもの頃は、とにかく時間が長く感じた」

 これはほとんどの人が感じていることだと思いますが、

 子ども時代には、新しい新鮮な出来事が次から次へとあり、大人のルーティンな毎日とは異なる日々があったような気がします。

 もちろん大人になってからでも、新しく大きな出来事があると一日は長く感じたりしますが、これは逆に理に適っているということではないでしょうか。

楽しい1日を長くする方法

 そうなると楽しい時間を早く終わらせない方法もあることになります。

その日を長く楽しめる一日にしたい場合(時間を大事にしたい場合)には、なるべく新しいことをやってみたり

1日のうちに、いろんな経験をできるようにプランを考えると良いのだと思います。

 よく言われることに、「日本人はお休みも勤勉」というものがありますが、

お休みを充実させたいという気持ちが知らず知らずにそうさせているのでしょう。

 あるいは日曜日の夜、月曜日からのことを考えて憂鬱になるメンタル事情(サザエさん症候群と言うそうです)などもその背景にあり、

その分お休みを充実させたいという思いから、スケジュールをたくさん盛り込んだりするのかも知れませんね。

逆の場合も

 ややこしいのは、単純にこれだけでもないような気がすることです。

 たとえば充実していろいろなことをこなした休みが、その時にはあっと言う間に終わってしまったように感じてしまうのだけれども(上記と逆)

後で振り返ると、思い出の中では長かったように感じることもあるからです。

 そういうのを「休日のパラドックス」というようですが、全くもって人間の主観はなかなか複雑です。

 でもこんな風に、自分の心の中のことでさえよくわからないということは、人間というものの面白さや奥の深さを表していて興味深いです。

 これから科学が進んでいくと、もっと解明がなされて、AIがお休みを長く感じさせる充実プランとかを作ってくれるようになるかも知れません。

 でもAIが活躍する頃には、労働というもの自体がなくなって毎日お休みになっているということもありそうです。

 それでも人間の感覚はきっと変わらないため、そうなればなったで時間の感じ方もまた色々な場合ごと違ってはくるのでしょうね。

わかっていれば工夫もできる

 このように時間の感じ方がわかっているのであれば、私たちには時間の扱いについて事前に工夫の余地があると思います。

時間は画一的なものという唯物的な考えに支配されていると、なかなか工夫をしようとは思わないかも知れないですが、それはかえって合理的ではありません。

 ただ時間の感覚は個人ごと異なると思うので、工夫の仕方は人それぞれ違ったものになるでしょう。

 時間に関しては、誰にも共通していることが一つあります。

それは、時間はすべての人に平等に与えられているということです。

 大富豪の人の話を書いてある本などで、お金持ちの人が口をそろえて言っているとされているのは、

「お金を払ってでも、時間を手に入れたい」という趣旨の言葉です。

時間を無駄にするのは、私たちにとって実はお金を失うよりも大きな損失であるようです。

お金で取り戻せるものはあっても、時間は過ぎ去れば二度と取り戻すことができません。

 だから時間を無駄にしないためにあらゆる手を考えていくべきです。

そのためには、時間というものが人の主観でかなり変わってくることがあるということは、

ぜひとも頭に入れておく必要のある情報だと思います。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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