

今回は田原を代表する山、蔵王山に登ってきました。
蔵王山は渥美半島の真ん中あたりにある
田原アルプスの一角をなす山です。
東北の蔵王山と同じ字を書きますが
あれほど高い山ではなく
登り易いのに風景がとても良いので
観光スポットとして有名な場所になっています。
山頂からは
太平洋・三河湾だけでなく遠く設楽や長野、三重方面の山々が一望できます。
空気が澄んでいる日には富士山も見ることができます。
車で簡単に登れますが、徒歩の場合には麓の「権現の森」からスタートするのがオーソドックスな登山コースです。



権現の森は、ちょっとした公園になっています。
公園の中には小川が流れていたり、小池があったりしてとてもいいムードです。
遊具も整備されていて家族連れがいつも遊びに来ています。
ピクニックには最適の場所だと思います。

権現の森の奥の長い階段を登っていくと
熊野権現があります。
広場になっているその場所は、ちょうど紅葉が見事で
京都に旅しているような気分になりました。

この麓の社が「熊野権現」で山頂近くにあるのが「蔵王権現」のようです。
そしてこちらが、「蔵王権現」です。山頂の少し手前の場所にこの建物があります。



さて、麓から登っていく山道は、小川沿いの道ですが
昼なお暗しと言った感じの小道です。
「ししおどし(鹿威し)」が昔から設置されていて
なかなか風流のある山道です。




さらにしばらく登っていくと
「ふくしば広場」があります。
ここは、机といすが設置してあるので
食事などをするにも最適な場所です。
以前ロータリークラブで、ここに机と椅子を設置する作業に参加しましたが
今回行ってみたら、まだしっかり丈夫なまま設置されていたので安心しました。

この広場がちょうど5合目にあたります。
さらに登っていきますが、
意外にここから上の方が
道がなだらかで岩もないため楽かもしれません。
そして先ほどの
「蔵王権現」に到着します。
景色のよいスペースがあります。

ここから山頂へは少し歩くことになります。



山頂には立派な展望台と駐車場、そして風力発電の風車があります。
360度のパノラマで
大変景色が良く
ここに立てば、登山の疲れも吹き飛ぶことは間違いありません。

身近に楽しめる田原市の蔵王山へ
皆さんもぜひ一度遊びにきてください。