【集中力アップのコツ】気づいていますか?「自分が集中できるシチュエーション」

集中力の重要性

 学習の能率を上げるにも

試験会場でアウトプットをする場合にも

およそ学習のあらゆる場面で

「集中力」ほど必要とされるものはないでしょう。

 集中を欠けば

学習のノルマも果たせなくなり、仮に形だけやったとしても間違いだらけになったりもします。

また、試験当日になかなか考えがまとまらず、いつの間にか時間が足りなくなったりする危険も出てきます。

 この「集中力」というもの

小学生の段階から、けた違いに高い生徒がたくさんいます。

いや小学生だったり幼児だったりするからこそ、邪念がなく集中することができるのかも知れません。

問題を解いている時に声をかけても気づかないというのは

小学生では結構いる気がします。

まあ中学生以上にもなると、生徒自身が先生に気を使うため

無理に先生に注意を払うということをしてしまっているかも知れませんが・・・

どんな時に人は集中するのか

 人が集中する場面は勉強だけでなく色々あります。

子どもで割と多いのはゲームやスポーツなどでしょうか。

ゲームをやっているときの集中力は

大人でも非常に高くなるのが普通です。

 なぜ、こういう場面で集中力が高まるか考えて見ましょう。

ゲームにもいろいろありますが

たとえばファイナルステージに順に向かって

敵を倒していくようなものであれば

 とにかく油断なく敵と戦わなくてはいけません。

「隙があればやられてしまう」という緊張感が集中力を高めてくれていると言えます。

 これに対して勉強ではどうでしょう。

「敵にやられる」というのが

勉強に当てはめると「誤った解答をする」ということになるでしょうが

大体の生徒は「敵にやられる」ほどには「誤った解答」にショックを受けません。

 そこで気が付きます。

「人が集中できるのは、自分が興味を持っていたりこだわりを持っているような、そういうことをしている時である」

という当然の事実にです。

だとすれば、簡単です。

勉強での集中力を高めるためには、「勉強をゲームと同じ位置に格上げすればいい」ということになります。

ところが実際には、簡単ではないですね。

それは勉強に対してゲームと同様の興味を持てないことが多いからです。

なぜ勉強とゲームは違うのか

 ゲームに夢中になっている時のように、勉強に夢中になれないのは

何も勉強が魅力的ではないからという訳ではないでしょう。

ゲームがビジュアル的で臨場感あふれ、スピード感があることによる部分が多いのではないかと思います。

 もしも今もゲームが、私が高校生の頃ようやく町のゲームセンターに現れたような点と線だけでのテーブルテニスのようなものであるならば

今の子どもたちがゲームに夢中になることも少ないかも知れません。

 結論から言ってしまいます。

勉強について情報を提供する側(国や教科書会社)、教える側(教師)が生徒が夢中になれるように導いていないということが

実は大きな原因なのだと思います。

 その証拠に

興味を持てる授業を行った時

生徒は目を輝かせて、非常な集中力を発揮します。

私の経験ではゲームより面白い授業なんて、そんなに難しくはないと思います。

「あの時」を思い出す

 話がそれてしまいました。

集中できない時

どうすれば集中できるようになるか

それを考えてみましょう。

 その方法はこうです。

「集中できた時の自分」を思い出すのです。

ゲームをやっていて

「あの時気が付いたら3時間だったな」というような状況を

頭に思い浮かべるという事です。

ただ思い浮かべるだけでも効果がありますが

自分がどういう気持ちでその対象について集中していたかを、具体的に思い出してみるのです。

 そうすると

「ゲームの進みに一喜一憂していた」

「やられそうになって慌てて武器を買い入れた」

「ピンチの方が燃えた」

というようなことが思い出されるでしょう。

それを勉強に当てはめてみるのです。

「問題が解けるかどうかに一喜一憂する」

「間違えそうになったら戻って確認する」

「ミスが続いてもめげずに進む」

というようなことになるでしょう。

そういう想起ができれば勉強においても

どうやって集中ができていくのかを、少しずつ実感を持っていく事ができるでしょう。

もちろん実際にそれを役立てるには

勉強内容に興味を持つという大前提がありますが

どんな時に集中するかを知っていれば

同じ自分なのですから

集中を再現するのは簡単なはずです。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

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