【新しい人生観】二兎を追うものだけが二兎を得られる時代

二兎を追うものは一兎をも得ず

 古くからのことわざで

「二兎を追う者は一兎をも得ず」というものがあります。

二羽のウサギを追おうとするものは結局1羽のウサギも手に入れることができないという意味です。

似た意味の言葉として

「虻蜂取らず」というものがあります。

虻(あぶ)も蜂(はち)も取ろうと思ってどちらも取れないという意味です。

 このように私たちの中では

一つのことに専念することの重要性というものが広く言われてきたということがわかります。

一挙両得 一石二鳥

 しかしこれと実質的に逆のことを言っている言葉もあります。

「一挙両得」一つのことで複数の利益を得ることができてしまうこと

「一石二鳥」一つのことで複数の利益があがりちょうどよいということ

のような言葉です。

 でも、これは結果としてラッキーというようなニュアンスなので

人生訓的なことわざではありません。

「一挙両得を狙え」「一石二鳥が大事」とはあまり言わないのではないかと思います。

どちらかというと

ラッキーだがそれを期待してもいけないという考え方が主流かもしれません。

二兎を追わないものには一兎しか得られない。いや一兎も得られないこともある。

 ところが最近の世情やAIによる仕事というもののへの考え方の変化が起こっている時代性を勘案した場合には

「二兎を追わないもの」は情報不足であり

「結局一兎しか得られない」

いや、一兎さえ得られなくなることすらあるというのが

真実になってしまう世の中がやってくるかもしれません。

 もちろん一つのことをやり遂げていくということの大切さには、変わりはないのですが

今まで一生懸命やってきた仕事が、それ自体なくなってしまう時代です。

考えてみてください。

 タイプライターが登場した頃

タイプライターを打つ事務員と言うものは

憧れの職業でした。

海外の映画でタイプライターのコンテストに出る女性事務員の輝かしい姿を描いた映画がありましたが

まるで魔法のような手さばきでタイピングをしたものです。

 ところがワープロが登場し

そしてPCが登場するに伴い

タイピストと言う仕事自体需要がなくなってしまいました。

そして今では音声入力が始まっています。

いずれワープロもなくなり、さらに音声入力どころか

もっと進んだ自動的な情報伝達がされるようになっていくことでしょう。

二兎を追うものだけが二兎を得られる時代

 ではタイピストの人は一兎を追い続けてよかったのでしょうか。

答えはノーです。

タイピストだった人は手先の器用さなどを生かしておそらく別の仕事で活躍するようになっているのでしょう。

 一兎にこだわって、「タイピストの職業を奪うな」というようなキャンペーンをしても(実際あったようですが)それは無駄な努力になってしまいます。

これに対して、二兎と言わず三兎、四兎をあらかじめ追っていた人はどうでしょう。

別の言い方を言うと副業ということになりますが、自分の持つ能力をうまく生かす機会に恵まれることでしょう。

 このような複線的な人生観が今後は重要になってくるに違いありません。

元々は政治がそういうことに備えて、職業の変化に対応できるセーフティー対策を行っていくべきですが、

とてもとても今の政治にそんなことを期待するのは無理でしょう。

そのくせ科学の進歩だけは抜群に速く

近く人類が日常的に複数のアバターを操る未来が来るなんて言うことを

国が大真面目に言っているのですから、驚きますが・・・。

その前に国民の仕事とかどうするのかを考えるのが本当は先ですよね。

 政治が助けてくれない以上は自分で考えていくしかありません。

1つの会社や1つの仕事に一生懸命注力して毎日を身を粉にして働いている人たちが、ある日突然AIによる合理化で職を失い、あるいはわけのわからない疾病対策のあおりで会社が倒産して路頭に迷うというようなことがある時代です。

複線的思考こそが現実的に身を守る唯一の手段なのかもしれません。

 今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。


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