【情報の海】本当に利用できていますか?「インターネット・SNS」

情報の海  私たちは、インターネットのある世界に生きるようになって容易に大変多くの情報にアクセスすることができるようになりました。  しかし皮肉にも、情報量が多すぎるためにこれを上手く利用できないということが起こっているように思います。  たとえば動画チャンネルは今や星の数ほどありますが、人は興味のある物しか見ませんから  ゲームが好きな子どもなら、ゲームの事ばか... (続きを読む)

【入試倍率の秘密】実際どうなの?倍率の高さと受かりやすさの相関

入試倍率  入試についての情報として色んな形で公表されるものとして「倍率」というものがあります。 これは簡単に言うと受験生に対して合格できる人数を対比して計算する数値です。 そして詳細に言うと入試の倍率には通常、応募人数に対する倍率、実際に受験した人数に対する倍率、最終的に合格した人数を使った実質倍率などがありますが  倍率については多くの方が心配をするばかりで、... (続きを読む)

【中学理科・考える学習】覚えなくてもわかる「れき・砂・泥の堆積」

堆積岩・粒の大きさ  中学理科で堆積について学びます。  この学習をする初めにまず生徒が勘違いするのは、粒の大きさの順番です。 れき(礫)というは直径2mm以上の岩石の破片を言い、簡単に言うと小石・石ころなどのことで、これは分かりやすいのですが、 砂と泥はどちらの粒が大きいのかと聞かれると、 多くの生徒が泥と答えてしまいます。  泥というとイメージとし... (続きを読む)

【中学理科・地学】切り口を覚えたらあとは簡単。地震の計算は、単なる「速さの計算」

地震の計算が難しく見えるのは切り口が見つからないだけ  中1理科の終わりの頃の単元で、地層などとともに地震やプレートの学習が出てきます。  今回は多くの人が苦手にしてしまう地震の計算についての学習のコツを書きたいと思います。  大きく分けて地震の問題は 「グラフを読み取る問題」と「計算の問題」に分かれます。 「グラフを読み取る問題」はもちろん難易度は高くあり... (続きを読む)

【苦手克服はすぐそこ】英語の平均点が自分には高すぎると感じる本当の理由とは?

英語が苦手  中学生で「英語が苦手」という生徒はおそらく相当たくさんいるに違いありません。  他の科目と異なり英語については これを得意とする少数の層と、大変苦手とするかなり多くの人数の層があり ある程度できる層つまり中間層が割と少ないのが特徴であるように感じます。  これはなぜかというと 英語は、積み上げが非常に重要な科目で 最初の所でつまづい... (続きを読む)

【英語のことわざ】どう訳すの? When in Rome do as the Romans do.「ローマにいるなら ?・・・」

When in Rome do as the Romans do.  こんな英語のことわざがあります。 「When in Rome do as the Romans do.」 直訳すると 「ローマにいれば、ローマ人として振舞え」 という意味になります。 この場合、as は「~として」という意味になります。 ことわざとは言え、なんだかピンときませんね。 ... (続きを読む)

【学ぶ・まねぶ】「模倣をする力=観察する力」

学ぶの読み方  学ぶは普通「まなぶ」と読みますが、実はもう一つ読み方があります。 それは「まねぶ」です。この「学ぶ(まなぶ)」と「学ぶ(まねぶ)」は同語源とされています。 厳密には「学ぶ」という同じ漢字を使ってはいますが違う言葉ということのようです。  文法的な考察はさておき、私たちのいつも使う「学ぶ(まなぶ)」の元に「まねをする」という意味があることは間違いがあ... (続きを読む)

【高校受験の作文】「形式面をクリアするだけであともう少し」意外に易しい受験の作文

受験国語の作文は自由ではなく答えが決まっている  高校受験の国語の出題の中で出てくる作文問題は、短い時間でまとめなくてはならない上にいろいろな条件が課せられているため、苦手な生徒が多い問題です。  「作文が得意な生徒はこういう問題は得意なんだろうな」と思っている生徒が多いのですが、実はそんなに単純ではありません。  もちろん比較的作文力がある方が正答率は高いということは... (続きを読む)

【ラッセルのパラドックス】理髪師は自分ひげを剃ることができるのか?

ラッセルのパラドックス  パラドックスについてはこれまで何回か記事にしてきましたが 【嘘つきパラドックス】クレタ人の言った「クレタ人はみな嘘つき」という文章は本当なのか?*映画の話じゃありません。 【全能者のパラドックス】全能者は存在しえない?「その論理、前提がおかしくないですか?」 今回は理髪師のパラドックスとも言われる「ラッセルのパラドックス」について... (続きを読む)

【受験当日】ハプニングはあるのが当たり前。あれば合格と思え。

受験ではいろいろなことが起こる  どんな受験でも、いろいろなハプニングが起こります。  試験運営側によるハプニングとしては、 リスニングが上手く流れなかったり、 試験問題の手配に手落ちがあったり、 試験時間を誤って実施がされてしまったり…  よくあることとしては、 問題文の誤りや落丁があったり…、 挙げていけばキリがありません。  ま... (続きを読む)