【情報リテラシー】広すぎる「情報の海」を渡るコツとは?

情報の海

 私たちは、インターネットのある世界に生きるようになって

容易に大変多くの情報にアクセスすることができるようになりました。

 しかし皮肉にも、情報量が多すぎるために

これを上手く利用できないということが起こっているように思います。

 たとえば

動画チャンネルは今や星の数ほどありますが

人は興味のある物しか見ませんから

 ゲームが好きな子どもなら、ゲームの事ばかり

 人気ユーチューバーのパフォーマンスを見たい子どもは、そういうチャンネルばかり見ていたりします。

子どもだけでなく大人でもそうです。

 最新の政治問題について語る有名な社会系ユーチューバーの話を

当然知っている前提で友人に話したら

「誰それ?」と言われて

逆にびっくりして、

「いつもどんなの見てるの?」と聞いたら

「人をびっくりさせる動画にはまっている」

なんて返事をされたりします。

 人の興味の対象は色々なので

当然と言えば当然なのですが、動画だけでなくとも

世界のあらゆる文化や政治・経済から娯楽や音楽芸術などきわめて豊富な情報が満載のネットの世界で

実際には、人々が本当に「ピンポイントでしかそれを利用していない」

というのもおかしな話ではあります。

 私たちは「上手に情報の海を泳ぐ術を知らない」

と言っても過言ではないかもしれません。

時には別ジャンルも

 確かに「好きなものを見ればいい」と言ってしまえばそれまでですが

色々な分野での魅力的な情報や

ためになる情報を得るためには

 時には進んで別ジャンルの情報を得てみるという事も良いかも知れません。

SNSをやっているなら、何気なくそういう別のジャンルの記事や動画を見る機会も多くあるので、そこから新しい世界へ入っていく事もあるかと思います。

また、動画チャンネルだと色んな関連動画の紹介があるので、そこから別の世界へ進んでいけるということもあるようです。

しかし、「あなたにおすすめの・・・」と言うようなものをたどっていくと、

結局同じような世界を、ぐるぐる回るということになってしまうかも知れません。

それが良いかどうかは別として・・・。

検索が一番

 ネット生活で、何が一番新しい世界を知るきっかけとなるかを

改めて考えて見ると

「検索」というのが、実は大きなチャンスになっていることに気づきます。

私は仕事柄、ネット検索を毎日相当たくさんしています。

分かり切った知識でも、生徒に伝えるのに万が一間違いがあってはいけないと思って調べることもあれば

説明をするための脇の知識を得たくて調べることもあります。

そういう検索を頻繁に行っていると

その先々で、実に色々な周辺情報に触れることができます。

そうすると、ついその情報に興味が出て来て更にリンクを追っていくという形で

次々に新しい世界に入って行ってしまうのです。

結構好奇心が広がり、楽しさを感じることがあります。

驚異の検索エンジンの発達スピード

 私は、インターネットが世に普及し始める最初の頃から

頻繁にネットを利用してきていますが

 「検索エンジン」の発明は、本当に歴史的快挙であったと思っています。

「知りたいと思ったことを、キーワードを打ち込むだけで知ることができる」

こんな夢のようなものを、誰が予想できたでしょうか。

今ではその検索自体の制度も上がり

少し打ち間違いをしても、補正をかけて正しい情報を探してくれる程です。

驚くべきスピードで「検索エンジン」は進化を遂げてきたと言えます。

 こういう優秀な「検索エンジン」ですから

何か気づいたら、気軽に検索をしてみてはいかがでしょうか。

ちょっとした機会に

何か新しい世界があなたを導いてくれるかもしれませんよ。

新しい世界を知れば、そこから更に別の新しい世界が広がります。

少しは広い「情報の海」を見渡すこともできるようになるかも知れません。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

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