【熟字訓】たくさんある日(日程)を表す言葉

熟字訓

 熟字訓は熟語を構成する一つ一つの漢字の読みとかかわりなく複数の熟語全体で読み(訓)がある言葉です。

よくクイズなどに出題されるもので

有名なものとしては五月雨(さみだれ)とか紅葉(もみじ)のようなものがあります。

五月雨は 五を「さ」とは読まないし、月を「み」とも読まず、雨を「だれ」とも読みませんが一体となって「さみだれ」と読んでいます。これが熟字訓の特徴です。

 中学校の国語のテストでもよく出題されます。

熟字訓については過去にもいくつか記事を上げていますので、こちらも合わせてお読みください。

日(日程)を表す熟字訓

 熟字訓の中でも日(日程)を表すものは多数あります。実際には身近に書かれていることが多いのに読めないままのものもあるかも知れません。

皆さんの中にも、読み方がわからなくて困った経験がある方も多いのではないかと思います。

 簡単なものとしては

昨日(きのう) 今日(きょう) 明日(あす) あたりから始まり

明後日(あさって)とかも割と目にするところです。

明後日はそのまま明後日と読んだりするので、そんなに困ったりはしないかも知れません。

同様に一昨日(おととい)も「いっさくじつ」という読み方もしますね。昨日(きのう)も「さくじつ」とも読みます。

今朝(けさ)今年(ことし)も熟字訓に含まれます。

何て読むの?

でもこの分野は奥が深いというか

普段使っていなくて知らない言葉が結構出てきます。

「おととし」というのはよく会話では使いますが、どんな漢字を使うかと言うと

以外に知らない人が多いかもしれません。

「おととい」と同じタイプなのですが意外に目にしないです。

一昨年(おととし)が漢字での表現です(これも「いっさくねん」とも読みますね)

 さらに進んで

一昨昨日(さきおととい)

明々後日(しあさって)

などになると漢字を書かれてもピンとこないかも知れません。

明々後日の次は弥の明後日(やのあさって)などというらしいですが、日常で使うこともないですね。

億、兆の次が「京」なのは割と知られていますが、その次の「垓」を知る人が少ないのと同じです。

趣味で覚えているのはいいかもしれませんが、必要がないですからね・・・

また熟字訓については取り上げていきたいと思います。

今後も皆さんのお役に立つ情報をアップしていきます。

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