【想定する力】準備はすべて逆算から

 対策が上手な人の特徴  テストでも仕事でも 何かの準備が上手な人 対策が周到にできる人を 観察していると  早め早めに先を見通して その時のことを想定した動きをしていることに気づきます。  わかり易いと思いますので 仕事を例に挙げて説明します。 1週間後に何かのプレゼンテーションをしなくてはならないとします。 段取りの悪い人は... (続きを読む)

【焦りは禁物】誰もが思う「あと1日あったら」

 「あと一日あったら」は誰もが思う  テスト前に追い込みをしていると 大体テストが近づくにつれて集中力が増し 能率も良くなるのが普通なので 「もう少し」 「あともう少し」 と言うように、結果へ向けての欲が出てくるものです。  そして おそらく誰もが一度は言ったことがある言葉 「あと一日あったら」 という台詞をつぶやくのです。 ... (続きを読む)

【受験への第一歩】「先入観を捨てて読む」

受験シーズンがやってきます  秋が来ていよいよ受験へ向けて 本格的に対策をしていく時期がやってきました。 高校受験でも大学受験でも あるいは中学受験であっても 受験の最初のステップは 「先入観を捨てて読む」です。 簡単のようで これがなかなかできません。 既にやった問題の内容に気持ちをひきつけられたり 特定の言葉にこだわって ... (続きを読む)

【学習の指針】進むべき方向を示唆するものとは?

 分からない時の気持ち  勉強をしていて 複雑な内容の所にさしかかると 混乱から 急速に勉強が嫌になることがあります。  でもそういう事態に陥る場合には 必ずその前に 「どうしたらいいの?」 と模索して考え込む時間があります。  その時の気持ちは おそらく誰もが経験をしているかと思いますが 例えると  海中深くにいて... (続きを読む)

【時間は相対的】集中と散漫

 時間の長さと効率  学習を集中して行っているとき いわゆる「乗って」学習していると 時間の長さというものが 学習者にとって あまり意味がなくなることがあります。  そして、きわめて集中度の高い濃密な時間が流れ出します。  効率が良くなり 普段なかなか頭に入らない事が 次々に入って来る状態です。  学習を丁寧にやっていて ... (続きを読む)

【集中力】集中できる時間の作り方

不思議な人間心理  人間と言うのは不思議なもので 集中していて時間も忘れて没頭できるときもあれば なかなか考えがまとまらなかったり やるべきことを1つも開始できなかったりすることもあります。 「あの人は集中力がある人だ」 ということを耳にすることがありますが そういう人は そういうの力が高いというよりも 「集中する環境」の作り方が上手... (続きを読む)

【大きな誤解】受験勉強への幻想

幻想を抱く受験生  長く受験生を見て来て 失敗する例も多く見ました。 その中で割とあるのが 受験というもののイメージを取り違えている場合です。  前回、受験などは「ペーパテストで合格点を取るためだけのものに過ぎない」と書きましたが そのことを忘れてしまう受験生が これに該当します。  前回の表現で言えば 受験を「天竺に経典を取りに行く... (続きを読む)

【受験は単なるペーパーテスト】「わからない」のレベルを知る

 山頂の様子は麓からわからない  学習をしていくときに どんなジャンルの学習でも 学習者が最初に全体像を知ることは、なかなか難しいことです。  山の麓から歩いて登山をしようとするときに 中腹の様子や 山頂の様子などが 全く想像できないのと同じです。 (もちろん事前のネット情報などがない場合の話です)  だから 生徒が全然問題を解... (続きを読む)

【学習効率】見極める「できることとできないこと」

自分に与えられた時間・能力・環境  学習をするにあたって 子どもだけでなく 何かを学ぶ人すべてに当てはまることとして 学習するために与えられた「時間」 自分が持っている(学習前の)潜在的「能力」 学習を行う「環境」 などの条件は、人それぞれ全く異なり ほとんどの場合 これらが完璧な条件として準備されているというようなことはありません。... (続きを読む)

【記憶の曖昧さ】なぜ止まらない「同じ間違い」

「同じ間違い」を繰り返すのは当然  テストの際や演習の際に 何回も何回も、同じ間違いを繰り返す事があります。 その度に 「ああ、そうだった」と反省しますが それでもまた間違えたりします。  こういうことは誰もが経験をしている事だと思います。 一度で何もかも、正確かつ精密に暗記をしていくことができればいいのですが 人間はAIではありませんので... (続きを読む)