【受験は単なるペーパーテスト】「わからない」のレベルを知る

 山頂の様子は麓からわからない  学習をしていくときに どんなジャンルの学習でも 学習者が最初に全体像を知ることは、なかなか難しいことです。  山の麓から歩いて登山をしようとするときに 中腹の様子や 山頂の様子などが 全く想像できないのと同じです。 (もちろん事前のネット情報などがない場合の話です)  だから 生徒が全然問題を解... (続きを読む)

【学習効率】見極める「できることとできないこと」

自分に与えられた時間・能力・環境  学習をするにあたって 子どもだけでなく 何かを学ぶ人すべてに当てはまることとして 学習するために与えられた「時間」 自分が持っている(学習前の)潜在的「能力」 学習を行う「環境」 などの条件は、人それぞれ全く異なり ほとんどの場合 これらが完璧な条件として準備されているというようなことはありません。... (続きを読む)

【記憶の曖昧さ】なぜ止まらない「同じ間違い」

「同じ間違い」を繰り返すのは当然  テストの際や演習の際に 何回も何回も、同じ間違いを繰り返す事があります。 その度に 「ああ、そうだった」と反省しますが それでもまた間違えたりします。  こういうことは誰もが経験をしている事だと思います。 一度で何もかも、正確かつ精密に暗記をしていくことができればいいのですが 人間はAIではありませんので... (続きを読む)

【アウトプット対策】実力を出し切れる生徒の少なさ

アウトプットで失敗する割合  テスト勉強というと 一生懸命勉強をして 「やったらやっただけ、成績は伸びていく」 「成績が上がらないのは、やっていないからだ」 このように漠然と考えている方が多いと思います。  でも、日常的に生徒の成績を扱っている私たちの感覚では 「やってもやっても成績が伸びない」 「努力して準備しても、テストで間違える」 ... (続きを読む)

【学習の質】時間を大幅に節約する「ピントの合った対策」

対策は何のために?  テスト対策もそうですが、 普段苦手なことが出てきた時のカバーとしての対策や 長期的な視点からの対策など およそ学習で何かの対策を行う場合に 「なぜこの対策をしているか」 ということがぼやけてしまっている生徒は 本当にたくさんいると思います。 たとえば 一次関数の式を導く計算がさっぱりわからないので その対策... (続きを読む)

【世界の見え方】毎日を楽しく過ごすための「たった一つの方法」

 私が初刊発行時から長く愛読しているコミックに 秋本治氏作の「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」があります。 *集英社公式サイトはこちら http://www.j-kochikame.com/ ご存知の方も多いと思いますが、 両津勘吉という警官が、葛飾区亀有を舞台に活躍する超名作漫画です。  この主人公の両津勘吉は いろいろな無茶な行動をするので... (続きを読む)

【教師向け指導のコツ】先生がやるべき本当の仕事は何?

なぜ生徒を教えるのか  教師が生徒を教えたいと思う動機は色々あります。 「何か新しいことを学んだ時の、生徒の生き生きとした目を見たいから」とか 「生徒が成功した姿を見ると自分も嬉しい」とか 人によってそれは少しずつ違うと思います。 しかし共通しているのは 「生徒が目を輝かせて学習に取り組んで欲しい」と思っていることではないでしょうか。 やる気を失... (続きを読む)

【勉強の面白さ】社会科が嫌いな理由とは?

社会科を嫌いな生徒  おそらく中学生にアンケートを取った時に 嫌いな科目として 多くの生徒が挙げるのが社会科かも知れません。  前にも何回か書いていますが 私は社会科は大好きでした。 中1の歴史の先生は、少し厳しい顔をした怖そうな先生で 生徒にそんなに人気があるようではありませんでしたが 歴史の授業は大変わかりやすく 私は非常に楽しみ... (続きを読む)

【結果と理由】できるのにはわけがある

ハイジャンプ  中学の時陸上部に所属していました。 走るのはかなり得意で 中距離やリレーで県大会などにも出場しました。  練習は長くはありませんでしたが 集中してかなりハードにやっていました。 そんな練習の合間に いつも部の仲間たちとやっていたのが 「走り高跳び」 俗に言うハイジャンプです。 強い部でしたが部員は少なく、男子部員... (続きを読む)

【勉強好きですか?】面白くないことは続かない

面白くないこと  勉強が非常にできる生徒で、 かつ成績が順調に伸びる生徒には ある共通点があります。  それは勉強が少なくとも「嫌いではない」ということです。 ここで「好き」と書かないのには理由があります。 自分では勉強に興味があり、実質好きでも 「勉強が好き」と言うのは 中学生高校生は抵抗を持つことが多いので たぶん聞いても「好きじ... (続きを読む)