トルストイ 季節は秋、読書にはぴったりの季節ですね。 今はネットで簡単に無料で文豪の本を読めたり、あるいはもっと簡単に動画チャンネルでそういった本朗読をしてくれているものもたくさんあります。 本朗読を聞くのまで「読書」と言ってもいいかというと難しいところですが、文学へのアクセスはずいぶんたやすくなった気がしています。とても良い事だと思います。 しかし外国文学と... (続きを読む)
【成績を上げない方法】「暗記」は切り札。最初から使うと持ち札をすべて失う。
切り札 トランプで自分が持つ最も強い札、あるいは勝負所で相手に勝てそうな強い札を切り札と言いますが、 切り札を最初から出してしまえば、いざという時に戦いようがなくなってしまうのは、トランプをやったことがある人であればわかるかと思います。 学習においては勝負というような要素が日常にあるわけではありませんが、自分自身の学習習慣での弱さを乗り越えたり、能力を磨く戦いという... (続きを読む)
【負けに不思議の負けなし】「成績を絶対に上げない」ための2つの方法
自分のやっていることに気づかない 学習指導をやっていると、色々な学習面での問題点を持ってる生徒に出会います。 大体の場合において、彼らがなぜ思ったように学習内容を十分に理解して順調に成績を伸ばしていくことができないかと言えば、それは「自分のやっていることに気づかない」ということに原因があるように思っています。 成績が伸びない一番大きな原因を多くの人は「頭が悪い」とか... (続きを読む)
【学習分析】「成績不振」の12の理由
時間をかけてやっていても成績が悪くなる場合 中学生でも高校生でも、成績が思うように伸びないことがあります。 たとえば前回数学で70点台を取ったので、奮起して数学に力を入れてテストを受けたつもりが、今回取れた点数は65点だった。 というようなことは、実はよくあるのです。 意外に思う人が多いのですが、学習というものはやりさえすれば結果が出る単純なものと考えている人が多い... (続きを読む)
【苦手の仕組み】「不定詞」がわからないのには理由があった。
苦手は何回やっても・・・ 自分が学習をしていて同じ科目でも、「この単元は良くわかる」というところと、 「この単元は何回やってもさっぱり」「理解したはずなのにすべて✕になる」といったところがあると思います。 得意な所はそれを伸ばしていけばいいでしょうが、苦手な所にはどう対処すればいいでしょうか。 誰もがふと立ち止まって考えることです。 でも苦手な事には「苦手... (続きを読む)
【習慣の改善】すべての問題は「取り掛かり」が下手な事にあるのかも。
習慣の力 私たちは何かを企画してそれをやり遂げようとする場合に、他人と一緒に行う場合には、他人との関係において制動力が働くため、物事が進まないということはあまりありません。 グループ全員に著しくやる気がない場合でも、お互いの気持ちや様子を察するうちに、必ず誰かが動き出します。 しかし勉強や自分だけの仕事のように、自分一人に与えられているテーマで、しかも期限が直近に迫... (続きを読む)
【答案の書き方】答案には「採点する人」がいることに気づきましょう。それは普通の人間です。
まぎらわしい文字を書かない 以前の記事で誤解されやすい文字について書いたことがありますが、今回は更にそれを修正するための方法を書きたいと思います。 2とZ、6とb、1とl、1と7などをすでにご紹介しましたが、これ以外にも本人の書き方でまぎらわしくなってしまう文字はまだまだあります。 たとえばアルファベットのhとnとrなどは本人の書き方によってはすべて同じ字に読めて... (続きを読む)
【テスト対策】「準備の悪さ」の正体とは?
さあテスト対策 定期テストが近くなりテスト週間になると、どの生徒も「さあテスト対策」と意気込んで準備を始めます。 これは今も昔も同じ事だと思います。 そして「あれをやろうか、これをやろうか」と迷う生徒もいれば、「何から始めていいかわからない」という生徒もいます。 テスト対策の具体的準備に入るまでの心情はそんなに変わるものではありません。 でも実際に「十分な準備をし... (続きを読む)
【実力アップのコツ】「間違い方」を知ること=真に理解すること
無数にある間違い 問題を解いていく時に基本を十分に理解していると、あまり間違いがなく学習が進みます。 順調なのでとても良いのですが、「間違い方」について知る機会はあまりありません。 しかし私たち教師は、日常的に生徒のミスを目にします。 だから「間違い方」を無数に知っていますが、普通に学習をしているだけでは、そんな機会はあまりないと思われます。 実際、... (続きを読む)
【学習法の改善】一生懸命やっても結果が出ないたった1つの理由とは?
「おれ、昨日8時間勉強した」 はるか昔の話ですが、私の同級生が月曜日に学校に来るなり「おれ、昨日8時間勉強した」と言って話しかけてきたことがあります。 当時中学生だった自分は単純に「すごいな」と思ったのですが、その内容を聞いてみて驚きました。 8時間ずっと教科書と資料集を繰り返しただ読んでいたというのです。 当時の学校と言うものは今のように生徒管理がまだ進んでい... (続きを読む)