【好奇心】「興味を持てる」という能力

勉強に関心が持てない生徒の背景  勉強の時間になると、目を輝かせて学習内容に集中する生徒がいます。 他方、何となく集中を欠く者もいます。 そして中には、勉強自体に関心を持てない様子の生徒もいます。  同じように机に向かっていても 生徒の学習に対するスタンスは色々です。 なぜこんなに違いが出るかというと これまでの学習生活で、勉強がよくできたのか... (続きを読む)

【合格発表】 合格・不合格は始まりに過ぎない。

高校入試制度は場所により相当違う   公立の高校入試の合格発表が行われて、進路が決まっていく時期を迎えています。  中学受験などをしていない生徒にとっては、高校受験が初めての大きな岐路になります。  試験である以上合否は当然あるのですが、弱冠中学3年生の子どもが、不合格の結果を平然と受け入れられるはずもありません。  さらに公立高校の受験制度は住む県によってもだいぶ異なっ... (続きを読む)

【アウトプット対策】知っていますか?「自分がどんなときにミスをするのか」

ミスはいつ出るのか?  およそテストというものには、ミスがつきものです。  勘違いして覚えていたというのであれば、それは勉強不足であきらめもつきますが、 うっかりして書き間違えたとか、たし算の計算ミスをしたとかいうケアレスミスについては、後悔しか残りません。  だから、何としてもミスは防ぎたいと思うのが、学習する者すべての心情でしょう。   ミスはいったいどんな時... (続きを読む)

【わかる喜び】「わからなかった事がわかるようになる」劇的な変化

わからない辛さ  どんな方にも、思い当たる事があるかと思いますが 何かを知ろうとしているのに 時にすっきりと理解ができない事があります。  例を挙げて説明しましょう。 たとえば、あなたが新しい機械を手に入れたとします。 それはとても便利なもので 一刻も早く使いたくて あなたは操作を始めます。  ところが、説明書がありません。 ボ... (続きを読む)

【課題の分離】「出来ること」と「してはいけないこと」

「課題の分離」  オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーは、フロイトやユングと並び欧米では有名な学者で、個人心理学(アドラー心理学)の創始者です。  近年「嫌われる勇気」 岸見 一郎氏・古賀 史健氏著 によってその考え方が紹介がされ、大変話題になっています。  そこで注目すべき考え方として「課題の分離」というものがあります。  「課題の分離」... (続きを読む)

【分岐点】決断の連続が未来を変える

1024通り  1024通り これを聞いて多いと思いますか、少ないと思いますか? 実はこの数字は2の10乗、2を10回かけ合わせた数なのです。 2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1024で、1024通りになります。  つまりこの数字は、2つの選択肢を順に選んでいくことを わずか10回行っただけで 1024通りの選択方法があるということを示し... (続きを読む)

【クオリティー】時間がない時に良い仕事ができる理由とは?

 人間の心理  仕事のクオリティーについて、わりとよく言われていることですが 「時間がない」「条件が悪い」ときにやった仕事の方が 時間もあり条件も整っていて、十分な余裕の中でやった仕事より ずっとクオリティーが高いという現象があるようです。  私自身の経験から言うと これはかなり的を射た情報で 余裕を持って準備した仕事は、どうしても隙のようなもの... (続きを読む)

【修正力】できない事ができるようになる仕組みとは?

できない事がどうやってできるようになったのか  人には簡単にできる事があります。 その一方できない事もたくさんあります。 では簡単にできる事は、最初から簡単だったのでしょうか。 普通はそうではないですね。 できるようになるまでは結構苦労して 試行錯誤してできるようになったはずです。 難易度の大小はあると思いますが これは共通でしょう。 ... (続きを読む)

【学習能力】二度と間違えないために必要なこととは?

学習能力がない  会話の中で「学習能力がない」という言葉を使うことがあります。 一度間違えたり、失敗したのに再度それを繰り返しているのを見て使う言葉です。 単純に言えば、勉強でも 「学習能力」が完璧につけば 「どんどん勉強ができるようになる」と言えるはずですが そう簡単にいかないことはご存知の通りです。  なぜかと言えば 「道に凸凹があり転... (続きを読む)

【主観的時間の秘密】知っていますか?「時間を増やす方法」

主観的な時間感覚  時間というのは不思議なものです。 「3時間の映画が、あっというまに終わってしまって残念」 と思うこともあれば 「この会議、あと10分も続くのか。気が遠くなりそう」 そんな感覚に陥るときもあります。  客観的な時間というものはもちろん存在するのでしょうが、 私たちはいつも「主観的に」時間をとらえています。  「時間は存在し... (続きを読む)