【英語の発想】なぜa decade「10年間」は ten years と別に言葉があるの?

decade 英語を学習していると日本語と発想が違う言葉があることに気が付くときがあります。 たとえばdecade (ディケード)という言葉があります。これは10年をひとまとまりとした言葉で、a decade なら「10年間」 three decads なら「30年間」という風に使います。 a year が「1年」 three years が「3年」と言うのとイメー... (続きを読む)

【単語と漢字の違い】知っていますか?「なぜ単語は覚えられないのか」

間違いだらけの単語練習  よく生徒が単語の宿題をやっているのを見かけます。 一生懸命単語を書いています。同じ単語を10個も20個も書きます。 私が横で見ていて「こんなので覚えられるのかな?」と思って、3~4個前に書いていた単語を書かせます。 案の定書けません。単語が書けないというより、そもそも最初のアルファベットが出てこなかったりします。  こんな練習は本当... (続きを読む)

【高校入試の英語】「長文問題だらけ!?」どうすればいいの?でも得点源はあります!

高校入試の英語  高校入試の英語というと、生徒たちは何を準備したらいいか迷います。  数学であれば色々なパターンの問題を順に解いていくという事がやりやすい面があります。  難易度についても、違いが割と目で見てわかるので、苦手であれば「文章題を捨てて」「複雑そうな関数問題を捨てて」などど対策も立てやすいのですが、英語の場合は「はっきり易しそう」と言う問題が見つけにくいかも... (続きを読む)

【受験の鉄則】常にあなたが目指す点数は「満点」ではなく「合格点」です。難問に関わるほど不合格は近づきます。

受験に対する勘違い  私がすでに受験指導を始めて30年以上の年月が経過していますが、長い受験指導経験で一番確かな事として言えることがあります。 それは「難問に関わると不合格が近づく」という受験の鉄則です。  これは試験会場ではもちろんのことですが、試験の準備段階でも間違いなく言えることです。  試験での正答率が10%とか20%なんていう問題は、そもそも気にする必要... (続きを読む)

【試験という非日常】「決して受験直前にやってはいけないこと」とは?

試験という非日常  受験と言うものは「合格すればその学校へ行ける」というのは当然ですが、「合格しないとその学校へ行ける機会を永久に失う」という面があり、それが受験者の心を大きくかき乱してしまう要因となるものです。 もちろんやり直して入学することも本当はできるのですが、若者にとって1年は長く、実際には「永久にそこには行けない」という意識になるのも無理からぬところです。 そ... (続きを読む)

【エピソード記憶】物語が人の記憶を強固なものにする。

言葉にならない記憶  私たちの記憶と言うものは色々な形で脳に刻みこまれているものですが、まず、言葉にはできないがずっとそれが記憶されているというものがあります。 「身についている」と言ってもいいかも知れませんが、たとえば自転車の乗り方などは、一度それをしっかりマスターすればおそらくずっといつでもそれを行う事ができます。 非陳述記憶と呼ばれるこのような記憶は、もちろん無理... (続きを読む)

【80対20の法則】試験に繰り返し出る重要な部分はわずか20%

 20%の重要部分 どんな試験でも受験者は「とにかくまず全範囲を見渡して」「もれなく点数が取れるようにして」「もしここも出たら・・・」と言うような思考になって、一生懸命隅々まで準備をするのが通常です。 でも「試験に繰り返し出るのは全体のたった20%」と言ったら驚くでしょうか? しかし実はこれは真実を言い当てていると言われています。 下記にご紹介する「パレートの法則... (続きを読む)

【新年の誓い】「三日坊主」は日本人の完璧主義の産物。ダメなら次は「五日坊主」を目指そう!

何かをやろうとして続かない人へ  新年がスタートしました。今日は1月6日ですので、そろそろ学校や仕事が始まり少し落ち着いてきた頃かと思います。  1月ですので、何かを「今年こそやろう」と思い立って、新年の誓いを立てる人も多いでしょう。  しかし思い立っても、それをずっと続けることはなかなか容易ではありませんね。持続力というのはどうすればつくのでしょうか。  よくある話です... (続きを読む)

【かさ・体積・容積】「かさ(嵩)」って一体何?

算数の謎  小学校の算数で「広さ」や「かさ」という言葉が登場します。  ざっと言うと「広さ」は面積で、「かさ」は体積や容積であるという事になるかと思いますが、広さはともかく普段小学生が使う事がない(最近では大人もあまりつかわない)「かさ」という言葉が、かえって学習の際にはわかりにくさを生み出してしまっています。 生徒によってはこの言葉の登場で、算数の謎部分が1つ増えてし... (続きを読む)

【予って何?】「予てから」「予め」だから「予定」?

予定の「予」  私たちがよく使う熟語で「予定」と言うものがあります。 もちろんこれは、あらかじめ決められた計画などの指針のことであり、英語ではスケジュールにあたる言葉になりますが、 この「予」とは一体何でしょうか? 「予」は訓読みをすると「予め(あらかじめ)」になります。これは「事前に」という意味の言葉ですから、「予めの定め(あらかじめのさだめ)」が予定ということ... (続きを読む)