【教師向け指導のコツ】勉強ができる人は要注意

勉強ができる事と教える事  教師になる動機は人それぞれだと思います。 「子どもに夢を与えたい」 「わかる楽しさを伝えたい」 などいろいろあると思います。 でもそのベースにあるのは 「自分には学力がある」という自信であることが多いのではないでしょうか。  しかし教師として活躍していく時に ハードルになってしまうことが多いのも 実はこの自... (続きを読む)

【先入観】「できない」という嘘のイメージ

限界は自分が作る  テストで最初から90点以上を取るのが当たり前のようなスタートを切ると たまたま90点取れない場合には 「80点を取ってしまった。何とかしないと」という気持ちになります。  これに対して 最初から50点も取れないスタートの場合 次も50点くらいでも 「まあいいか」という気持ちになってしまうかも知れません。 人間と言うのは良... (続きを読む)

【記憶の曖昧さ】脳は嘘をつく

間違いなく覚えたはずなのに  テストで解答を見たら、 「ここは間違いなくこれだ」と信じて 自信満々に答えた答えが 正反対であったということがありませんか。  単純な問題で出題数もそんなに多くないならば そんな事はないでしょうが 段々学習内容が高度になって来て 出題数も多くなってくると その中で紛らわしい言葉や概念がたくさん出て来るよう... (続きを読む)

【無心】「夢中」の延長線上にあるもの

夢中になっている瞬間  私たちは色々な事で ふと我を忘れて没頭してしまうことがあります。  それはゲームだったり 仲間とのチームワークで何かを成し遂げる事であったり スポーツだったり 何かの演奏だったり 様々な局面で起こる事でしょう。  夢中で何かをやっている時の事を振り返って見てください。 どんな気分でしたか? 「楽しくてワク... (続きを読む)

【用意周到】先んずれば人を制す

先んずれば即ち人を制す  故事成語に「先んずれば人を制す」という言葉があります。  これは、漢の高祖劉邦と天下を二分して争った項羽の事を記した「史記」の「項羽本紀」に出て来る 「先即制人、後則爲人所制」 「先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制する所と為る」から来ています。 「人よりも先に何かを行えば有利になり、後から行えば他人が有利になる」という意味の... (続きを読む)

【劣等感の功罪】比べる相手は誰?

劣等感は役に立つ  社会生活をしていると ふとした事で劣等感を感じてしまうことがあります。 財力、ルックス、スタイル、人脈、学力、知名度等々 いろんな面で他人と自分を比較してしまう それはごく自然な事です。  そして劣等感は 人を前に進めてくれることもあります。 「あいつに負けられない」 「お金持ちになってやる」 人は、比べるこ... (続きを読む)

【アウトプット】同じ実力で得点が違う?

インプットだけではない  およそあらゆる試験において 学習内容を頭の中に入れていくインプットは必須ですが 試験で得点を実際に取るためには アウトプットを注意深く行わなくてはなりません。 アウトプットとは、試験の現場で 時間内に正確に、それまでインプットした内容を試験問題に適合した形で解答するという過程です。 同じ実力でも得点が変わる  私が... (続きを読む)

【固定観念】本当に私たちの先祖はサルと同じなのか?

固定観念  私たちは、普段いろいろな固定観念を持って暮らしています。 昔であれば 「太陽は地球を回っている」という天動説や 最近であれば 「地球温暖化で海面が上昇して都市が水没する」というような 巷間の説を 何となく信じて暮らしています。  その背景には よく吟味せずに誤った情報を流布するメディアの活動もありますが 何よりも ... (続きを読む)

【アウトプット】テストで実力通りの力を発揮するには?

いくらやっても結果がでない  毎日学習時間を増やして 勉強のやり方も改善して テスト前の追い込みも十分にやったのに いざテストになったら 「あれ、何でこんな点数?」 というような得点しか取れない生徒というのは 実は結構います。  前に出来ていたわけではないので 周りの人も本人も 「単なる努力不足」 「今回も失敗」 と... (続きを読む)

【題意の把握】問題の意味を取り違える理由とは?

 あらゆる文章題で起こる読み違い およそ文章で問題文が書かれている場合には いつでも読み違いの危険があります。  それは、単なるケアレスミス的な勘違いの場合もあれば 故意に題意をひねって読んでしまうという場合もあります。 自分では 「これはこういう事を聞いているのに違いない」 と思い込んでいますが、 本当に、その問題を読む人が一般的に思う ... (続きを読む)