【正確な学習】ミスはあっという間に点を奪う

よくわかっていたはずなのに  テストの答案が返ってきたとき 「あれ、こんなはずでは・・・」と思って驚いている生徒が時々います。  見積もりが甘いと言えばそれまでですが テストで点数を積み上げるためには 「正確な学習」というものが大切になってきます。 「よし、完璧だ」と思ってテストを迎えようとしている生徒でも 実際に確認してみると、10問やって1~... (続きを読む)

【受験は単なるペーパーテスト】天竺へ経典を取りに行くわけではありません。

 山頂の様子は麓からわからない  学習をしていくときには、どんなジャンルの学習でも 学習者が最初に全体像を知ることは、なかなか難しいことです。  山の麓から歩いて登山をしようとするときに 中腹の様子や山頂の様子などが全く想像できないのと同じです。 (もちろん事前のネット情報などがない場合の話です)  だから、生徒が全然問題を解けないときに 「どこ... (続きを読む)

【発想の転換】チャンスは「今さら」と思った時に到来する

今さら無駄だよ  中学生になって最初の中間テストが近づいてきた頃の話です。 テスト週間になって帰宅しようとする私に 自転車を曳きながら近づいてきた友達が 「もう全然ダメ」と言うので 「まだテストまで時間があるよ」と言うような話をしたところ 「もう、今さら無駄だよ」 その友達はそんな言葉を言って、寂しそうに帰っていきました。  どういう趣旨で... (続きを読む)

【フォニックス】「読む」と「書く」が一体の英単語の覚え方

中1英語で刻まれる英語の苦手意識  例年のことですが、中1の終わりころになると 「英語がさっぱりわからない」 「単語が書けない」と言って 塾の戸をたたく人が結構います。  新しい科目として張り切って学習を始めたはずなのに わずか半年足らずで こんな苦手意識をもってしまうのは、 私は本人だけの責任ではないように感じています。  以前も書... (続きを読む)

【好奇心の威力】おかしくないですか?「関ヶ原で家康と戦った相手の名前」

関ヶ原の戦いは誰と誰の戦いだったか  歴史で戦国時代の終わりから安土桃山時代と順に勉強していくと 大きな出来事として関ヶ原の戦いが出てきます。  「誰と誰の戦いだったのかな?」  最初に勉強するときには、皆まずそれを知ろうとします。  関ヶ原の戦いでは、東軍は徳川家康を中心として戦い、西軍は、総大将は毛利輝元ですが、事実上石田三成が中心となって戦いを行いまし... (続きを読む)

【受験のメンタル】受験生を追い込むのは誰?

受験直前期の受験生  中学受験でも高校受験でも、初めての受験というものは 受験生にとって大変なプレッシャーがかかるものです。  これまでは、必ず所属する場所が決まっていたのを 受験と言う選択肢の向こうには「不確定な未来」が待っているという 人生始まって以来の不安定なポジションに置かれることになるからです。  受験制度は昔からありますが 少年少女が... (続きを読む)

【受験は戦略】やってはいけない「満点を目指す学習」

満点を取ることが目標ではない  どんな試験でも、試験には合格点があります。  もちろん全問正解をすれば、どんな試験にも合格するので、 理想は満点を取るということかもしれません。  けれども満点を目指して勉強をすることは、受験の学習戦略としては決して良い戦略とはいえないと思います。  多くの場合試験を作成する側は、問題の難易度にばらつきを作って問題を作成します... (続きを読む)

【地理のコツ】「時差の問題」難しいという思い込みを捨てる方法とは?

苦手な人が多い時差の問題  地理で学習する時差の問題には苦手意識を持つ人が多いです。  きっと、「ただでさえ地理に興味がないのに、理科や数学のように計算をするなんて勘弁してほしい」 そんなことを思っているのではないかと思います。  これは時差というもののイメージが、地球が動いていることや時間と空間を隔てた所どうしの話で 何か難解なことをやっているのではないか... (続きを読む)

【学習習慣改善】「長時間の勉強=必ず成績が上がる」という考えの弊害とは?

勉強時間が足りないのではなく勉強内容量が足りない 「子どもが勉強しなくて」とか「宿題くらいしかしなくて」とお嘆きの保護者の方は多いです。  学習時間の絶対量が足りない生徒はたくさんいます。 理由はさまざまですが、学校生活が忙しすぎる場合が多いかと思います。  もちろん学習時間の絶対量が足りない生徒については、学習時間を増やすことも大切です。 学習を雑に... (続きを読む)

【潜在意識の活用】上滑りの学習に費やす無駄な時間とは?

上滑りの学習  学習のやり方については、色々な面から工夫ができ 実際にも、やり方を変えることで大きな成果が出ることも多々あります。 そして良くないやり方をしている生徒を見ると 「時間を無駄にしてしまっているな」と思うことがよくあります。  中でも、「上滑りの学習」はもっとも排除したいものです。 「上滑りの学習」とは 頭の中に情報が流れ込んで来ない... (続きを読む)