【読める化学式】「酸化・硫化・塩化」暗記なんか不要です。

考える学習をしない習慣  「学習」というものをどうとらえるかについては、人により色々だと思いますが、 「学習」の本体を「何かを覚える事」であると思っている人は、予想以上に多いかも知れません。日々のほとんどの学習を暗記をベースに行っている人も意外に多いように思います。 暗記力がある人間にとっては実はその方が楽である場面もあるからかもしれません。 しかし、もちろん暗記... (続きを読む)

【美味しい野菜の由来】「竜髭菜」はキジも隠れる不思議な野菜

竜髭菜  漢字だと「竜髭菜」と書く野菜があります。竜のヒゲが生えているような野菜という事でこの名前が付いたようですが、 「竜のヒゲみたいな野菜なんてあったかな?」そう思われる方は多いかと思います。 「竜髭菜」はアスパラガスのことです。完全に当て字ですが、実はその生育過程では、竜のヒゲが生えているような姿で葉を伸ばす野菜なのです。 実は昨年初めてアスパラガスを自宅の... (続きを読む)

【和風月名 弥生(やよい)】3月はなぜ「弥生(彌生)」って呼ぶの?漢字「彌」に秘められた素敵な意味とは?

和風の月名  日本では月には異名(異称)があります。一月が睦月(むつき)、二月が如月(きさらぎ)というような呼び方です。和風月名とも言われるこの呼び方は、意外に歴史が古く日本書紀にはすでに記載があったとされています。  元々の由来は中国から来たものと言われていますが、こういう呼び名は、現在使われている新暦(グレゴリオ暦)以前の旧暦(明治初めまで使われていた太陰太陽暦)下では、... (続きを読む)

【食品添加物】アスパルテームとステビアの違いを知らずに食べてても大丈夫?

人工甘味料  皆さんは「人工甘味料」をご存じかと思います。人工的に甘みをつけるために使用されているもので、コンビニで買うパンやお菓子にも使われています。 商品の裏側には、たとえばアスパルテームとかステビア、スクラロース、アセスルファムK、とか記載されています。  多くの人は「ああ、なんかカタカナで専門的な名前が書いてあるな」程度に思って「商品で認められているんだから大丈... (続きを読む)

【違いが分かるかな?】「栽培漁業と養殖漁業」「二期作・二毛作・輪作」

アバウトなイメージ  日常的にそれを正確に覚えておかなくても、実際にはあまり困らない「違い」というものがあります。 たとえば「熱帯低気圧」と「温帯低気圧」はそれが発生した場所によって名称が違うだけですが、気象情報では何だかよくわからないような詳しい説明がされたりします。 でも日常的には「ああ低気圧ね。雨かな」くらいの認識でも実際にはあまり困りません。アバウトなイメージで... (続きを読む)

【臥薪嘗胆】本当に努力には過激な言葉が必要ですか?

過激な言葉  私たちが何事かをする場合に、どうしてもメンタル的にそれを乗り越えられない気がすることがあります。 そもそも人間には、恒常性(ホメオスタシス)というものがあり、生体が外界の環境の変化を受けても、生理状態を常に一定範囲内に調整する機能が備わっています。  そしてこれは、何も肉体的な生体恒常性の話にとどまらず、メンタル面においても日常の安定を求める志向というのは... (続きを読む)

【人間万事塞翁が馬】幸せの達人になるには「解釈力」が必要という話

どうしたら幸せになれるのか  私たちは日々の暮らしを送っていて、色んな出来事に遭遇しますが、うれしい事もあり悲しい事もあり、その時々で感情を大きく揺らされて生活をしています。 そういう感情の大きなうねりこそが人生であると言われれば、確かにそうなのかもしれませんが、同じような出来事に出会っても、よく観察していると人によって反応が大きく異なっていることに気づくことがあります。 ... (続きを読む)

【なぜ烏?】それ間違っています!「『鳥』龍茶」

文字変換に頼る日々  私たちは小学校中学校と漢字の書き取りをしたりして、漢字を「書く」ことを学んで大人になります。 しかし大人になるとパソコンで文字を打ったり、スマホで文字を打ったりするのが最近は普通になっているので、漢字を覚えていなくても、大体の字体の記憶があればひらがなを正しく漢字変換することができます。  たとえば、カエルの漢字が良くわからなくても、「かえる」と打... (続きを読む)

【英語の数の仕組み】知ってますか?million(100万),billion(10億),trillion(1兆)は1000倍刻みということ。

英語の大きな数  学校の学習で英語の数が登場して来た時に、まず覚えるのはhundred(ハンドレッド:」百)やthousand(サウザンド:千)ですが、英語の数の仕組みについては、あまり詳しく勉強する機会がないかもしれません。 その後million(ミリオン:100万)やbillion(ビリオン:10億)が登場してきて、何だか変な区切りになっているなと漠然と感じる人も多かった... (続きを読む)

【英語の発想】なぜa decade「10年間」は ten years と別に言葉があるの?

decade 英語を学習していると日本語と発想が違う言葉があることに気が付くときがあります。 たとえばdecade (ディケード)という言葉があります。これは10年をひとまとまりとした言葉で、a decade なら「10年間」 three decads なら「30年間」という風に使います。 a year が「1年」 three years が「3年」と言うのとイメー... (続きを読む)