【潜在意識の活用】上滑りの学習に費やす無駄な時間とは?

上滑りの学習  学習のやり方については、色々な面から工夫ができ 実際にも、やり方を変えることで大きな成果が出ることも多々あります。 そして良くないやり方をしている生徒を見ると 「時間を無駄にしてしまっているな」と思うことがよくあります。  中でも、「上滑りの学習」はもっとも排除したいものです。 「上滑りの学習」とは 頭の中に情報が流れ込んで来ない... (続きを読む)

【思考の壁】「朝日は希望、夕日は哀愁」それって本当ですか?

「朝日からは希望が感じられ、夕日は哀愁を感じさせる」  私たちは日々いろいろなことを考えますが 考えているようでいて 型にはまったイメージ優先の思考をしていることがあります。  たとえば 「朝日からは希望が感じられ、夕日は哀愁を感じさせる」という考えについて どう思われますか。  もちろん一般的な感じ方であるかと思いますが よく考えてみると... (続きを読む)

【発想の転換】人は驚くほど違う。親子でもそれは同じ

考え方は違って当たり前  仕事をしていて、いや仕事以外のお付き合いでも 多くの方と交流を持ち、お付き合いをしてきて 人と言うのは、驚くほどそれぞれ考えていることや嗜好その他あらゆることが 違っているのだなと思うようになりました。  何か全く同じ出来事を目の前にしても 自分が感じていたのとは全く違く角度で物事を見ていたりして 「こんな事を思うのか」... (続きを読む)

【発想を変えれば世界は変わる】チャンスが来ているのは「うまくいかない今」

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし 「甲子夜話」に出てくるこの言葉は、プロ野球の野村克也氏の座右の銘として有名でした。  野球の勝ち負けでもそうだと思いますが うまくいっているときには なぜうまくいっているかわからないことがあります。 でも失敗には、必ず原因があります。 これは、そんな機微を表す言葉です。  失敗をしたときには、人は必... (続きを読む)

【情報リテラシー】それって本当に常識ですか?

常識のような気がしていた  私は、テレビの黎明期に子ども時代を過ごし 情報源はすべてテレビと新聞という、昭和を生きてきた人間ですので ある時期までは 「テレビで言っている事」が私の「常識」のすべての基準になっていました。 今思うと、かなり愚かな話だったのですが 恐らく日本中、いや世界中の人間が ある時期まではメディアの全能性を信じていたのだと思い... (続きを読む)

【受験の未来】「今世界に存在しない乗り物」を描きなさい。

受験制度の発端  明治維新が成功して新しい国づくりをしようとしていた日本は、 とにかく列強諸国に負けない国を急ぎ作り上げるために 藩閥や身分制度の弊害から離れて、個人の能力を基準に優秀な人材を求めようとしました。  いわゆるエリートを選抜して、天皇の下で諸外国に負けない強い軍事力と経済力を備えていく日本を動かす原動力にしようとしたのです。 当時はまだ、幕末の... (続きを読む)

【情報力とバランス感覚】それって本当に危ないの?

危険を察知する力  日常生活をしていて、私たちの身の回りには危険な事が色々あります。 まず思い浮かぶのが交通事故。 スポーツや作業をしている時のケガ。 病気にかかる事など 私たちを脅かす事は、いつもすぐ身近に迫ってきています。  しかし皆がケガを負い、あるいは命を落としたりするわけではないのは 言うまでもありません。 危険を事前に察知して、... (続きを読む)

【情報リテラシー】情報の断片しか入手できない時代へ

どの情報を信じたら良いのかわからない  今やインターネットで、世界のあらゆる事が瞬時にわかる時代に突入しています。 しかしその一方で、人々は情報の海に飲み込まれてしまうかの如く 様々な誤った情報や偽情報などに翻弄されています。  最も大きな問題は 長い間人々が情報源として信頼し続けてきた新聞、テレビの報道などのマスメディアからの情報が、今では大変偏りのあるも... (続きを読む)

【情報リテラシー】自分に有利な情報は「まず疑う」べき 

人はどんなときに騙されやすいか  現代は、極めてたくさんの情報があふれかえっている時代です。 ネットを通して、世界の最新の情報を一瞬に得ることができるようになりましたが その分怪しげな情報や嘘の情報、故意に人を騙そうとする人間による偽りの情報など 私たちにとって危険な事も急速に増えてきました。  そんな中、どう私たちは危険を回避していけば良いのでしょうか。 ... (続きを読む)

【日本語の奥深さ】「に」と「で」だけで変わる「伝えたいこと」

 わかるのに上手く説明できない「助詞のニュアンス」  中学校の国語の文法の学習で助詞や助動詞を学習しますが、 苦手意識を持つ生徒は実に多いです。  ただ、助詞や助動詞を使えないという訳でもありません。 たとえば、中学文法でも重要なものとして 「れる」「られる」という助動詞の用法を学習しますが 「僕はそのネコに引っかかれる」 というのが「受け身」の... (続きを読む)