【デカルト】「我思う、故に我あり」確かに存在するものは何なのか?

我思う、故に我あり 以前仮想現実についての記事を上げた際に触れましたが 哲学者デカルトが述べた有名な言葉で「我思う、故に我あり」というものがあります。 【この世界は仮想現実か】デカルトも知っていた?もしそうなら世界はこうなっている(推論結果からの検証) 自分が見ているものはすべて偽であると想定すれば、自分の記憶にあるようなものが存在しているという証拠もなく... (続きを読む)

【決断こそ人生】「一日6万回思考して35000回決断する」あなたを惑わせる勢力の正体とは?

6万回の思考と35000回の決断  巷では人間と言うものは一日に6万回の思考をして35000回の決断をしていると言われます。 この数字の根拠については研究結果もあるようです。  これがどういうことかというと、 例えば私たちは朝ベッドで目覚めると 「ああ、体をこう動かして起き上がろう」 「まず服を着るか」「そうしよう」 「引き出しを開けて」 ... (続きを読む)

【人間はどこから来た?】教科書に書かれている事は「現在の通説」に過ぎない。

固定観念  私たちは、普段いろいろな固定観念を持って暮らしています。 昔であれば「太陽は地球を回っている」という天動説や 最近であれば「地球温暖化で海面が上昇して都市が水没する」というような 巷間の説を何となく信じて暮らしています。  その背景には、よく吟味せずに誤った情報を流布するメディアの活動もありますが 何よりも「それは本当だろうか」と一から考... (続きを読む)

【プランクスケール】どこまであるのか?「宇宙の果て」「ミクロの限界」あるいは仮想空間?

プランクスケール: マックス・プランクによって考えられた単位で、時間や質量や長さなどの単位について、普通に使われている単位でなく、ごく微小な数値を基本として世界のあらゆるものを測定できるようにしたもの  宇宙の果て・ミクロの限界  子どもの頃、誰もがこんなことを一度は思ったものではないでしょうか。 「宇宙の果てはどこにあるのだろう?」 「ミクロの世界はどこまで... (続きを読む)

【この世界は仮想現実か】デカルトも知っていた?もしそうなら世界はこうなっている(推論結果からの検証)

仮想現実  最近バーチャルリアリティーなどと言う言葉をよく聞くようになりました。 日本語で言えば仮想現実、作り物の世界です。 あたかもそこにその世界があるように見せかける技術で、今やその精密さは極めてレベルの高いものになっています。 フェイスブックが社名をメタに変更して、仮想空間の研究や普及に力を入れるようになったのも話題になりましたね。  仮想空間の技術は... (続きを読む)

【この世界は仮想現実か】「量子もつれ」が、この世界が仮想現実空間である証拠になる理由とは?

「量子もつれ」とは? 「量子もつれ」という現象があります。 「量子」というのは世界を構成する物理学の最小単位で粒子と波の性質を併せ持った存在だと言われますが(後述する二重スリット実験を参照) その「量子」について、2つ以上の「量子」間にはこれまでの古典的な物理では説明できない相関関係があることを示すのが「量子もつれ」という現象です。 例えば1つの量子から派生した量... (続きを読む)

【科学的思考こそが分断と危険を防ぐ】「この世界は仮想現実?」「フラットアース?」「マッドフラッド?」

情報格差  最近のインターネットやSNSの発展は著しく、今やほとんどの人が何らかの形でインターネットを利用しています。 しかし、その利用の程度は千差万別で  「ネットニュースをテレビニュースや新聞代わりに見る」「ゲームで使う」「連絡で使う」というような人から 「投資に使う」「ビジネスや取引に使う」「オウンドメディアとして使う」という人々 「世界の情勢を知るた... (続きを読む)

【A弦が切れたら…】いつまで経っても「ジェネラリスト育成」を目指す学校教育の限界

良い臣民、優秀な企業戦士  明治維新以来の我が国の学校教育は 誤解を恐れずに言えば、まず「良き臣民」を育成する教育から始まりました。 「末は博士か大臣か」という立身出世を目標とさせて 富国強兵の目標達成のためにより有益な人材を育成しようとしたのです。  その後敗戦を経て、経済成長をして我が国を立て直すため 世界に負けない技術立国を担う技術者や優秀なビジ... (続きを読む)

【新しい人生観】二兎を追うものだけが二兎を得られる時代

二兎を追うものは一兎をも得ず  古くからのことわざで 「二兎を追う者は一兎をも得ず」というものがあります。 二羽のウサギを追おうとするものは結局1羽のウサギも手に入れることができないという意味です。 似た意味の言葉として 「虻蜂取らず」というものがあります。 虻(あぶ)も蜂(はち)も取ろうと思ってどちらも取れないという意味です。  このように私た... (続きを読む)

【日進月歩】「ガリ版印刷」から「3D印刷」へ

日進月歩:日に日に、絶えず進歩すること。とどまることなく急速に進歩すること。  21世紀に入って世の中の変化のスピードはどんどん速くなり、科学技術も日進月歩の発展を見せています。  かなり前の話ですが、クラス会で「そういえば文集をガリ版印刷で作ったなあ」という昔話が出ました。 ガリ版印刷なんて、今では大人でも知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。 昭和50年頃... (続きを読む)