【地理は「興味」がすべて】「先生、綿花って鑑賞する花のことですか?」「このギザギザがリアス式か!」

地理に興味がない生徒たち  以前から感じていることですが、中学の社会では地理が苦手という生徒がかなりの数います。 話を聞いてみると、理由は「興味を持てないから」と答えます。  しかし、地理は現実に役に立つことも多い科目です。 大人になった時に「青森県は九州にある」などと言っていてはまずいですね。  また、入試では地理も出題されるのに、3年になると教科書のカリ... (続きを読む)

【「腹」を使う慣用句】心と密接につながる場所。それは「お腹」

「腹」に関する慣用句 以前、間違えやすい慣用句へのとらえ方について記事を書きましたがhttps://wizzseiun.com/2021/08/19/idioms-2/ 慣用句にも、いろいろな種類があり、勉強してみると大変面白い分野です。  慣用句の中で特に代表的なものは、身体のパーツを使ったもので、その中にもいろいろなバラエティーがあります。  そして人のメンタ... (続きを読む)

【意識と脳はどちらが指令塔?」不老長寿になるのは「本当の自分」なのか。「別人」なのか。

 不老長寿の時代が到来?  科学の進歩によって 「人間の寿命がなくなり、不死になる時代がまもなく来る」 と言われていますが、皆さんはどう思いますか。  割と多くの人が 「そんなに永く生きてどうするの?」と言ったりしますが その価値判断はさておいて その方法がは本当にあるのかを考えてみます。 科学者たちの予想  人間の寿命について有名なのは ... (続きを読む)

【諦めない心】カーネル・サンダース。65歳からの再スタート

ケンタッキー・フライド・チキンを創った男  カーネル・サンダースは、おそらく世界で最も知られている名前のうちの1つであると思われます。 皆さんもケンタッキー・フライド・チキンの入り口に立っている「カーネルおじさん」の人形で有名な人物として彼を知っているのではないでしょうか。  本名はハーランド・デーヴィッド・サンダースと言い、アメリカのインディアナ州出身の実業家です。 ... (続きを読む)

【文章題の超基礎テク】役に立ち過ぎる「比較計算法」とは?

文章題を前にして何から始めたらいいかわからないとき  算数にしても数学にしても、文章題を見てどう考えたらいいのか最初の一歩がわからないという生徒は多いと思います。  これは理科の計算問題でも同じで、問題文の状況が数量だけ書かれていてもイメージできないことがその原因にあります。  こんな時は、まず「どんな状況であるかを図にできる」というのが本当は一番いいのですが、なかなか... (続きを読む)

【幸せに生きるコツ】「人間万事塞翁が馬」の故事に学ぶ

人間万事塞翁が馬  中国の有名な故事に「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」という話があります。  これは前漢の時代、高祖(漢の創始者)劉邦の孫である劉安の撰によるとされる「淮南子」という書に書かれているストーリーの一つです。  昔中国の北にある異民族の国である胡(こ)との国境の塞(とりで)付近に住んでいたある老人は、占いが得意で周りの人々の運命などをよく... (続きを読む)

【ストップ!勘違い】「それ、慣用句じゃありません」

勉強には勘違いがつきもの  勉強をしていると、様々な理解の誤りが生じます。 その中でも「勘違い」して覚えてしまっている事と言うのは 意外に自分では気づきにくいものです。  たとえば 「情けは人のためならず」ということわざがありますが これを「情けをかけるのは本人のためにならない(だから厳しく突き放せ)」という意味で勘違いしている人がたくさんいるようです... (続きを読む)

【落語の暗記法】たった3回しか暗記の機会がなかった「三遍稽古」の優れた点とは?

三遍稽古 昔の落語の稽古では、三遍稽古というしきたりがあったようです。  まず、師匠と弟子が向かい合って座り、師匠が教えようとする噺を1回話します。 弟子はメモを取ったりすることも許されず、それをじっと聞いて目と耳で覚えます。 これを3回(3日間)行って、それで弟子は4日目には自分で噺をできないといけないとされました。 これが三遍稽古です。  これを聞... (続きを読む)

【数学の森を抜けるワザ】探せ!解法パターンのキーワード

間違ったやり方  数学の勉強法については、指導をしていて 「ああ、こんなふうに考えてやっているんだな」とこちらが驚くことがあります。  数学の問題の解法をマスターして得点を上げるためには 解法パターンをまずしっかり身につけて、それを問題にあてはめ、解き方の基本形を自分の中で作ります。  そして、どの問題も実は その基本形に何か付加したものか、基本形と聞... (続きを読む)

【野口英世の集中力】切り替えが出来ないのは「あの人のせい」ではないかも。

人間関係が気になって勉強が手につかない  夜になっていざ猛勉強をしようと思うのに、昼間の人間関係が気になってなかなか勉強がはかどらないということがあります。  子どもの場合には、学校での友人関係や部活のことや先輩や先生とのやり取りが気になって問題を解いていて全く身が入らないかも知れません。 大人の場合には、職場での上司とのやり取りや取引先の人の言葉が心の中に大きく広が... (続きを読む)