「三単現のs」 英語を学習する人が、英文法用語で最初に直面する難関が「人称(にんしょう)」です。 中学の英語でいわゆる「三単現のs」を習うときに登場します。 「一人称」は、自分自身やその集団を言うときの言葉で、「わたし」「わたしたち」 「二人称」は相手やその集団を指す言葉で「あなた」「あなたたち」 「三人称」はその会話に参加していないそれ以外の人や人たちを... (続きを読む)
【集中力】捨てましょう「静かな空間で机の前に座っていれば集中できる」という信仰。
「静かな空間で机の前に座る」 皆さんは「静かな空間で机の前に座る」という状態を30分続けたらどんな感想を持つでしょうか? 「やることによる」そう思われますよね。 では「自分の興味のある本があり、静かな空間で机の前に座る」ならどうでしょうか? おそらくほとんどの人が時間を忘れて本を集中して読むでしょう。 逆に「興味のない計算を100問やるために、静かな空間で... (続きを読む)
【ああ勘違い】「人の噂も〇〇日」「袖擦り合うも〇〇の縁」「命あっての〇〇」正しいことわざを知っていますか?
間違いやすいことわざ ことわざは、古くから言い習わされてきた教訓や風刺のような内容を、短い言葉で表すものです。 実にたくさんのことわざがありますが、普段そんなに使うわけでもないため、多くの人が、かなり勘違いして覚えていることがあるように思います。 以前慣用句の記事で書いた「情けは人のためならず」の意味の取り違えなどは、その代表例ですが https://wizzse... (続きを読む)
【受験対策は引き算】あなたのやっているその問題は入試に出ますか?知らないなら、まず過去問題からです。
さあ受験だ。何をしようか? 大体遅くても夏休みが終わるころまでには、小学生高校生はもちろん、比較的受験シーズンの遅い中学生も、それぞれが受験態勢へ入りますが 一通りの復習が終わって、「さあ、何をしようか?」となったときに、「とりあえず学校や塾に任せておけばいいだろう」と思って、自分自身の頭で受験と言うものを考えない人と言うのは、かなり多くいます。 自分の受験対策の概... (続きを読む)
【学習は企画と同じ】「セルフプロデュース力」をつければ飛躍的に成績は伸びる。
段取りの悪さ 机の上に雑多に散らかしたものがあり、ジュースがこぼれています。食べ残したものが置いたままになっていて、読みかけの本が何冊も積み上げられています。床にはごみがたくさん落ちていて、容易に片付けられそうにありません。 さあ、あなたならどこから手をつけますか? 色んなやり方があるかと思いますが、段取りの手順の上手下手によって掃除にかかる時間は変わってくることで... (続きを読む)
【英語のことわざ】「覆水盆に返らず」It is no use crying over spilt milk.「覆水って何?」「盆って?」
英語のことわざ 高校英語を学習すると、英語のことわざというものがたまに出てきます。 一番参考書などでもよく見かけるのは 「覆水盆に返らず」It is no use crying over spilt milk. というものです。 私が、高校英語で最初に覚えたのもこのことわざですが、そもそも「覆水盆に返らず」という日本語のことわざ自体が、 生徒たちに... (続きを読む)
【学校制度】この国はいつまで子どもたちに夏休み明けの憂愁を味わわせるのだろうか。
9月初めの憂愁 夏休みが終わり9月になると、小中高生たちは新学期が始まり学校生活を再開することになります。 同時に、学校へ行くことに抵抗があったり、誰かのいじめにあっている生徒たちにとっては苦難の時期が訪れます。 そしてそうでなくても、様々なプレッシャーを先生や他の生徒、あるいは学校の雰囲気自体から受けることに感受性が高い生徒は、学校に行きたくない状態になります。 ... (続きを読む)
【identity】「テセウスの船」のパラドックスと人間の同一性の関係とは?
同一性 私たち人間一人一人は、もちろん「山田君」「藤木さん」というように個人個人を特定することが可能で、 同姓同名の人がいても、「世界に同じ人間など存在しない」ということはわかりきった真実です。 しかし、それはあくまで私たちが普段暮らしているマクロの物質世界での事で、ミクロの世界においては、決して簡単な話ではなくなります。 というのは、私たちの体を構成している... (続きを読む)
【ターンオーバー】人体が原子から構成され、シナプスさえ日々構成要素が入れ替わるのに、なぜ意識には同一性があるのか?
人体を構成する細胞 私たちの人体はすべて細胞でできています。 その数ざっと30兆個。すさまじい数です。 以前は60兆個と言われたり、最近では37兆個と言われたりしていたようですが、最新では30兆のようです。まあ実際に1つずつ数えるわけではないので、数字もアバウトなんでしょうね。 ただ30兆個というのは、「無限に多い数」というイメージとしてはぴったりの巨大な数字で... (続きを読む)
【受験のいろは】決してやってはいけない「誤った志望校選び」
受験シーズン到来 大学受験や中学受験については、予備校の触れ込みもあるため、かなり早い時期から受験シーズンと呼ばれるものが到来するように世間では言われますが、 さすがに夏休みを過ぎれば高校受験を含め、すべての受験生がいわゆる受験シーズンを迎えることになります。 受験シーズンのとらえ方は人それぞれですが、受験の年において夏休み以降ものんびりというのはなかなかメンタル的... (続きを読む)