【教師向け指導のコツ】知っていますか?「知りたいことを教えてもらえない辛さ」

生徒の手が止まっている理由  演習している生徒の手がふと止まるときがあります。 そんなとき教師はいろいろなことを考えます。  普通の教師であれば、「何かわからないことがあるのかな」と思います。  思い込みの激しい教師だと、「あいつやる気ないな」と判断するかも知れません。  しかし、判断する材料がそろっていないのに、理由をこちらの考えで決めてしまうことは一番い... (続きを読む)

【分岐点】決断の連続が未来を変える

1024通り  1024通り これを聞いて多いと思いますか、少ないと思いますか? 実はこの数字は2の10乗、2を10回かけ合わせた数なのです。 2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1024で、1024通りになります。  つまりこの数字は、2つの選択肢を順に選んでいくことを わずか10回行っただけで 1024通りの選択方法があるということを示し... (続きを読む)

【クオリティー】時間がない時に良い仕事ができる理由とは?

 人間の心理  仕事のクオリティーについて、わりとよく言われていることですが 「時間がない」「条件が悪い」ときにやった仕事の方が 時間もあり条件も整っていて、十分な余裕の中でやった仕事より ずっとクオリティーが高いという現象があるようです。  私自身の経験から言うと これはかなり的を射た情報で 余裕を持って準備した仕事は、どうしても隙のようなもの... (続きを読む)

【修正力】できない事ができるようになる仕組みとは?

できない事がどうやってできるようになったのか  人には簡単にできる事があります。 その一方できない事もたくさんあります。 では簡単にできる事は、最初から簡単だったのでしょうか。 普通はそうではないですね。 できるようになるまでは結構苦労して 試行錯誤してできるようになったはずです。 難易度の大小はあると思いますが これは共通でしょう。 ... (続きを読む)

【学習能力】二度と間違えないために必要なこととは?

学習能力がない  会話の中で「学習能力がない」という言葉を使うことがあります。 一度間違えたり、失敗したのに再度それを繰り返しているのを見て使う言葉です。 単純に言えば、勉強でも 「学習能力」が完璧につけば 「どんどん勉強ができるようになる」と言えるはずですが そう簡単にいかないことはご存知の通りです。  なぜかと言えば 「道に凸凹があり転... (続きを読む)

【主観的時間の秘密】知っていますか?「時間を増やす方法」

主観的な時間感覚  時間というのは不思議なものです。 「3時間の映画が、あっというまに終わってしまって残念」 と思うこともあれば 「この会議、あと10分も続くのか。気が遠くなりそう」 そんな感覚に陥るときもあります。  客観的な時間というものはもちろん存在するのでしょうが、 私たちはいつも「主観的に」時間をとらえています。  「時間は存在し... (続きを読む)

【風景イメージを使った暗記法】「あの風景」に言葉を記憶させておく暗記法とは?

思い出す時に浮かぶ風景  勉強をしていたときに、それを見ていたのか あるいは何かの際に、その風景と言葉が結びついたのかはわかりませんが ある言葉を思い出すと、ある風景がかならず頭に浮かぶということがあります。  これは私だけでなく わりと多くの人が経験をしている事のようです。 そして風景だけでなく、浮かぶのは音楽だという人もいます。  よく昔よく... (続きを読む)

【学習を分析する】わからない理由は「頭が悪いから」ではない。

修飾する言葉がわからない  小学生や中学生で、修飾する言葉(修飾語・被修飾語)がよくわからない生徒がいます。 ごく簡単な例で言うと、 「赤い花」で「花」を修飾するのは「赤い」といった具合です。  修飾語は、小学校の低学年から学習をしますが、「修飾する」「飾る」「くわしくする」という概念自体がよくわからない場合があります。  大人ですと、「これが修飾語で、この... (続きを読む)

【高校受験対策】面接試験は何をテストするのか。

学力試験ではないことを考える  一口に高校受験の面接試験と言っても、色々なタイプのものがあります。  推薦試験における面接試験で単願試験系の場合には、人物確認の意味合いが強くなります。 学校間で推薦された生徒について、「わが校に合格させても本当に大丈夫かどうか」を面接で確認するという趣旨で、念のために行うという場合が割と多いと思います。  また逆に国立高校受験の推... (続きを読む)

【どうしてこれが✖?】予想外のペケをなくす方法とは?

予想外に✖(ペケ)になる解答  定期テストや実力テストでは 自分では「やった。これだ」と確信して答えたのに、不正解になることがあります。 なぜそう言えるかというと、塾の指導の際にも✖をつけるたびに首をかしげる生徒が時々いるからです。 そういう生徒は、記述の問題を自信満々に書いて間違いなく正解と思っているのに、 私が✖をつけるので、「そんなはずはない」という顔... (続きを読む)