地理歴史はもう学校でやらない 中3生の社会科は、学校にもよりますが、大体夏が過ぎる頃から、公民の学習内容に入るところが多いと思います。 そして短い期間で公民を仕上げて受験へと向かっていきます。 そのため地理歴史については、学校では授業内容として取り上げられる事がなくなります。 実はこれは社会が苦手な生徒にとって大変ハンデキャップを負う状況だと言えます。 ... (続きを読む)
【課題テスト】課題テストは「暗記で満点」
休み明けの課題テスト 中学生でも高校生でも、夏休みや冬休み明けに課題テストが行われるのが通例です。 受験が近い学年や学校によっては純然たる実力テストになる場合もありますが、1年生や2年生については、課題の中から出題される課題テストになることが多いようです。 この課題テストについては、学校の方針にもよりますが、「夏休みの友」であったり「サマーワーク」であったり名称はさま... (続きを読む)
【思考力】「考える力」と言われるものの正体
考える力 よく学校教育でも「考える力をつける」とか「思考力が問われる問題」というようなことが最近は言われるようになってきました。 「考える力」を付けるということは教育として極めて重要で、むしろそれさえつければあとは何とでもなるという位のものですが、 我が国の教育では看板としては「考える力」を重視と言いながら、受験では丸暗記する力を試す問題がほとんど出題されるという、偏ったやり... (続きを読む)
【記憶間違い】きちんと書けますか?「奥」の下半分。読めますか?「言質を取る」
記憶は嘘をつく 私たちは何気なく「こうに違いない」と思って、自分の記憶に自信があっても 予想外にそれが違っていることがあります。 あまりに大きく違っている時には、最近では「マンデラエフェクトだ」とか「世界線が変わった」という言い訳もありますが(マンデラエフェクトについてはまた記事を上げたいと思っています。個人的にはありと考えています・・・) やはりそうもいきませ... (続きを読む)
【情報のウソを見抜く】あなたの受け取っている情報は「事実」ですか?それとも「感想」ですか?
事実と感想の違い 私たちは毎日たくさんの情報に触れています。 しかしそこで伝えられるのは純然たる事実だけはなく、伝え手の主観が入っていることも少なくありません。 何かを伝える場合には大げさに言った方が相手はインパクトを受けるため、よりセンセーショナルに情報を伝えようとする場合には、一番簡単なのは事実を捻じ曲げて伝えれば良いのですが、さすがにそれは躊躇されるので、 ... (続きを読む)
【傾聴力】「人の話を聴く」という能力
すれ違い 「おーい八っあん。はなちゃん見かけなかったかい?」 「大作!お前この間、おれんちに来た時に酒1本くすねやがっただろう」 「いいや、そんなことしないよ。八っあんが一人で全部飲んでいたじゃないか」 「それより、はなちゃんがここを通らなかったかい?」 「このおれが言っているんだ。まちがいはねえ。お前が泥棒だ。大作」 「ちがうってば」 「俺の酒... (続きを読む)
【やり方間違えていませんか?」「木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)」
どうすれば目的を達成できるのか? 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)という言葉があります。 これは、方法を誤れば目的は達成できないということを表す言葉です。「木に縁りて」とは「木によって」つまり「木に登ることで」という意味で、木に登ることで魚を取ろうとするということは無駄であるということを示しています。 この言葉は『孟子』梁恵王に出てくる故事が元になっていま... (続きを読む)
【大学受験の英語】間違いだらけの受験対策。あなたは気づいていますか?「何を優先すべきか」
受験対策は優先順位を間違えると失敗する。 大学受験でもどんな受験でも、受験対策と言うものにはやるべきことの優先順位と言うものがあると思います。 たとえば自分の受験する問題のうち、ベーシック・ミドル・ハイレベルと区分けをした場合には、当然ながらまずベーシックを100%にする必要があります。 そして試験の情報を色々集めて、ミドルのうちどれくらいのパーセンテージを正解すれ... (続きを読む)
【bはブゥ・cはク】あなたが単語を全然覚えられないのには訳があります。
英語の苦手意識の理由とは? 英語の学習を続けている中学2年生や3年生だけでなく、まだ中1で英語の学習をそんなに進めていない段階から 「英語がさっぱりわからない」「単語が書けない」と言って塾の戸をたたく人が例年結構います。 新しい科目として張り切って学習を始めたはずなのに、わずかの期間でこんな苦手意識をもってしまうのは、私は本人だけの責任ではないように感じています。 ... (続きを読む)
【故事成語】勉強には「先んずれば即ち人を制す」が効く。
先んずれば即ち人を制す 故事成語に「先んずれば人を制す」という言葉があります。 これは、漢の高祖劉邦と天下を二分して争った項羽の事を記した「史記」の「項羽本紀」に出て来る 「先即制人、後則爲人所制」「先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制する所と為る」から来ています。 「人よりも先に何かを行えば有利になり、後から行えば他人が有利になる」という意味の言葉です... (続きを読む)