ウィンストン・チャーチル ウインストンチャーチルはイギリスの政治家で、第一次世界大戦、第二次世界大戦、その後の冷戦下において首相などを歴任した人物です。 おそらく名前を聞いたことがある人が多いかと思います。 第二次世界大戦期の首相としてナチスドイツとの戦いを指導しこれに勝利します。 そして、アメリカのローズヴェルトやソ連のスターリンらと大戦後の構想を行い、世... (続きを読む)
【心に響く和の四字熟語】「一期一会」「明鏡止水」「以心伝心」
心を表す言葉 四字熟語というと学校で勉強してテストに出たり 漢字検定向けに覚えたり、あるいはクイズで豆知識のように知ったりするもので その中身についても、「単なる4つの文字の羅列に意味を与えたもの」という風に感じることも多いのですが 人の心について表す言葉も結構あります。 ことわざなどと同様に、人生への指針を示してくれる四字熟語を今回はご紹介します。 ... (続きを読む)
【四字熟語で和の風景を】「花鳥風月」「山紫水明」「雪月風花」
自然を表現する言葉 私たちはこの日本という、四季があり豊かな自然に囲まれた国で暮らしています。 そんな私たちの周りの自然や風景を 「わかりやすい言葉で、簡潔に表現できれば良いのに」と思う場面があります。 絵画や写真でなら、瞬時にその素晴らしさを表現できますが、「言葉では無理だろう」と思われるかも知れません。 「筆舌に尽くし難い」という言葉もありますから・・... (続きを読む)
【情報リテラシー】名宰相の范増さえ一瞬で失脚させた「間者の流言」偽情報を信じ切るその前にすべき事とは?
名宰相范増 中国の漢を興した人物は劉邦ですが、彼と天下を二分して争ったのが項羽です。 この二人の人物については、「項羽と劉邦」という物語が描かれ世界中で読まれているストーリーになっていますが、 その項羽には、前半の戦いにおいてはとても優秀な宰相がいました。 その宰相は「范増」と呼ばれる人物です。 その頃、どちらかというと勇猛さに任せて突き進んでいた項羽の... (続きを読む)
【敬語のスピリット】「とんでもございません』の誤りの指摘って必要ですか?
敬語の難しさ 日本語の難しさを象徴するものに、敬語というものがあります。 外国人の方が日本語を学習する際に、とても悩まれるのはこれです。 また、学校で習ってもなかなかマスターしにくいものでもあります。 ただ実社会では、子どもたちが想像している以上に敬語は重要で 敬語が上手く使えないために、恥ずかしい思いをする事もあるのはもちろん、 接客や営業、ある... (続きを読む)
【古典の魅力】なぜ学校の古典は面白くないのか?
古典の魅力 普通は、中学で古典について学び始めます。 古文と漢文の勉強を習い、古文であれば、だいたいは「竹取物語」や「枕草子」あたりから徐々に勉強していきます。 最初に古典を学習する際には、英語を初めて学習する生徒と同じで 皆新しい学習に胸を躍らせて学習をスタートします。 教える側もそんな生徒の気分を感じて、つい熱が入るものです。 ところが、高校... (続きを読む)
【英語学習とAI】「 I love you」は「月がきれいですね」by 夏目漱石
AIの進化のスピードが加速してくるとどうなるのか 最近、AIの話をよく耳にします。 もっぱらAIによってなくなってしまう仕事という形で話題になりますが、教育についてはどのような未来になるでしょうか。 まずすぐ予測できるのが、単純に覚える学習というものの形が変わってくるだろうということです。 WEBの発展により、検索をかければ一瞬で世界のあらゆるジャンルの情... (続きを読む)
【さすが夏目漱石】「言い間違い」から生まれた雅号と「さすが(流石)」の話
雅号 夏目漱石は、ご存知のように明治時代から大正にかけて、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』などの名作を残した文豪です。 本名は夏目金之助。そして雅号が「夏目漱石」です。 雅号と言うのはペンネームのようなものです。 この時代の文豪は流行であったのか雅号を用いることが多く 割と凝ったものが多かったようです。 たとえば有名な森鴎外の本名は「森林... (続きを読む)
【考えるという事】暗記は不要。「自由権と社会権」
考える学習 学習については、暗記一辺倒の学習をやめて「考える学習」をすべきということがよく言われます。 でも「考える学習」と言っても漠然としていてどういうことかイメージしにくいという人も多いと思います。 基本的人権の学習を例に挙げて「考える学習」ということについて それがどういうものなのかを見ていきます。 憲法の基本的人権 憲法第3章では基本的人... (続きを読む)
【言葉の正しさとは】何か問題あるの?「ひと段落したら、ご飯を食べれるよ」
「一段落」はどう読むのか よく漢字の読み方のクイズなどで 「この漢字の正しい読み方は?」なんていう出題があり 「それは実は間違いです」などど言って 意外な間違いをテーマにする番組やWEBサイトがあります。 そして間違いについては、「そんな読み方をしていると恥ずかしいですよ」という風なニュアンスで否定がされたりしています。 しかし、ちょっと首をかし... (続きを読む)