【こんな漢字あったの?】「ああ 吃驚!」

漢字にできない言葉という思い込み  私たちは日常生活でいろいろな言葉を使います。そしてその多くは「話し言葉」であって、それを文章にして書くというような事はあまり意識しないで使っていることが多いかも知れません。 たとえば「あいつ」という言葉、「さあ漢字でどう書く?」と言われてすぐに書くことはなかなかできませんね。 前にも記事にしましたが、「あいつ」は「彼奴」と書きます。 ... (続きを読む)

【イメージの嘘】知っていますか?本当のこと。「大金持ちになるための方法」

その人は本当のことを言ってくれる人ですか?  「信用」と言う言葉があります。 「誰かを信用できる」「この企業は信用できる」というように色々な場面で使われますが、 あなたは何を以て相手を「信用」するのでしょうか? おそらくほとんどの方が、相手の社会的地位や企業であれば規模や伝統などをそのバックに見据えて「信用」するかどうかを考えるでしょう。  ではあなたが毎日... (続きを読む)

【阿頼耶識と集合的無意識】本当に人の深層意識はつながっているのか?

人の意識は深層でつながっている?  最近よく人の意識について、「私たちの意識は深いところでつながっていて1つである」というような話を耳にすることがあります。 人によってはワンネスという言葉を用いて、そもそも人の存在自体が個別に分離されたものではなく、個人が存在しているというのは私たちの思い込みに過ぎないという事を言う人もいます。  先日なかなか面白い動画を見たのですが、... (続きを読む)

【ジャムの法則】選択する自由が人を困らせる。

バイキングで何を食べたらいいか迷う。  ホテルに泊まって、朝食がバイキング形式だったりすると、楽しい反面「和食洋食どちらにするか」「準備されている数多くの物から何を選ぶか」迷ってしまう方も多いかと思います。 そして若い方なら欲張ってすべて食べようと思い、後で後悔するなんてこともあるかもしれません。 人にとって「選択をする」ということは意外に大変なことだということがわかり... (続きを読む)

【英語のことわざ】It's never too late.「何事も遅すぎることはない」

It's never too late.  英語にはさまざまなことわざがありますが、日本のことわざとちょっと違って人生訓的な色合いが濃いものを目にすることが多い様に思います。 哲学的と言ってもいいかと思いますが、簡素な言葉に見えて深い味わいがあるものがあります。 It's never too late.はそんなことわざの1つです。 意味は「何事も遅すぎることはない... (続きを読む)

【一体の変わった使い方】「一体彼は全く知らない」…なにそれ?「一体にこの辺りは雨がよく降る」…一帯の間違いでは?

一体生徒が全然悪いです。  私たちは日本語を使っていて、自分がよく使う言葉については、「きっとこういう意味に違いない」という確信を持っているものですが、 実はその用法以外の使い方があることもあります。 たとえば近代文学の小説などを読むと「おやっ」と感じて、それで気づいたりします。 私の場合は「一体」という言葉の使い方について、小説を読んだりした際に違和感を感じるこ... (続きを読む)

【美しい言葉】「にほふ(におう)」は元々「目で見て美しい」だった。

にほふ(匂ふ)の元々の意味  万葉集や古今和歌集で「にほふ(匂ふ」という言葉が時々登場します。 現代仮名遣いでは「におう」になりますが、文字通り嗅覚的に「においがする」という意味では元々なかったようです。 万葉集ではほとんどが「照り映える」という視覚的な美しさを示す言葉でした。 たとえば有名な大伴家持の「春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子」という歌... (続きを読む)

【素敵な春の夜】「春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」

春は人の気持ちを変える  長い冬が終わり春を迎えると、多くの人は何となく幸せな感覚を覚えます。 それは自然な感情で、寒さもなくなり曇天の日も少なくなったりしているのもありますが、周囲で花が咲き始めたり、動植物が活発に活動を始めるのを見ると、人は自然から何かエネルギーを受け取るのからかもしれません。  もちろん花粉症であったり春になると一面厄介なこともありますが、春が人の... (続きを読む)

【大器晩成】「もっともよく笑う」のは誰? He laughs best who laughs last.

大器晩成  よく耳にする言葉で、大器晩成と言う言葉があります。 大きな器(うつわ)は早く完成せず、完成までに時間がかかることから、「大人物となる人が大成するのには時間がかかる」という意味です。  今の時代は以前に比べてずっと人々が長生きするようになりました。 そしてそれだけではなく、子どもの成長も肉体的な面はともかく、精神面で大人になるまでには以前より時間がかかっているよ... (続きを読む)

【和風月名 卯月(うづき)】4月は桜のイメージ。でも「桜月」でなくて「卯月」と呼ぶのには理由があります。

和風月名  日本では月には異名(異称)があります。二月が如月(きさらぎ)、三月が弥生(やよい)というような呼び方です。「和」のイメージで、素敵な響きをもっていますね。 和風月名とも言われるこの呼び方は、意外に歴史が古く日本書紀にはすでに記載があったとされています。  元々の由来は中国から来たものと言われていますが、こういう呼び名は、現在使われている新暦(グレゴリオ暦)以... (続きを読む)