【民主主義の限界】選挙の結果は市民の現実の姿を示すのか?

投票しない若者  選挙に若者が行かないという話は もうずっと以前から問題にされてきました。 若者でももちろんしっかり選挙に行くという人はいますが 年配の人と比べると格段に選挙にはいかないという人が多いようです。 民主主義を採用している以上 選挙に参加しないということは、自分の権利を放棄するとともに 一部の為政者に政治を思いのままにさせてしまう危険... (続きを読む)

【勉強は人を裏切らない】「努力が報われる」という超絶な幸せ

勉強は人を裏切らない 「勉強は人を裏切らない」という言葉があります。  色々な解釈があると思いますが、私はこれは本当だと思います。 「やっただけの成果」というものを、勉強の世界ではほぼ確実に得ることができます。 もちろんやり方が悪ければ結果は出ませんが、公平は保たれています。 「お金持ちならいい教育を受けられるから、不公平じゃないか」と言われる方もいるかも知... (続きを読む)

【気楽になる秘訣】ブッダが菩提樹の木の下で気づいたこと

サトリと木こりの話  大変有名な話なので、聞かれたことがある方も多いかと思いますが、「サトリと木こりの話」という寓話があります。  ある時、一人の木こりが木を切ろうとして山に斧を持って入りました。  そこへサトリという見たこともない生き物が現れます。 木こりは「これは珍しいから生け捕りにしてやろう」と考えます。 するとサトリは木こりの心を読み 「今生け... (続きを読む)

【情報リテラシー】大きな嘘と小さな嘘

詐欺師のドラマ  最近、詐欺師グループを主人公にしたドラマが結構あります。 詐欺師やスリとかの犯罪手口を熟練した技のように描いて 主人公が別の悪者たちと戦う内容だったりします。  無法者がヒーローになるドラマは、昔からありますが その中には他人に対して悪いことをしてしまっているということへの配慮が 必ず描かれていたように思います。 抽象的に言うと... (続きを読む)

【教師向け指導のコツ】軽く言ってしまってないですか?「今度はもっとたくさん解こう」

1問に時間がかかることが問題ではない  教師が指導をしていて、やってしまいがちなミスがあります。 それは、自分の尺度で生徒の勉強量を測ってしまうというミスです。  たとえば数学が極端に苦手な生徒がいたとします。 連立方程式を解こうとしますが、 まず方程式のやり方をすっかり忘れてしまっているので、そこから教え直します。 方程式ができたら今度は加減法を教え... (続きを読む)

【情報リテラシー】「状況証拠こそ決め手」毒りんごを見抜く力

状況証拠とは?  刑事訴訟において、訴因を構成する犯罪事実に対して直接これを証拠づける物的証拠などとは異なり、周辺事情から「おそらくやったのであろう」と推論をさせるような証拠を「状況(情況)証拠」と言います。  よくテレビドラマで「それはあくまで状況証拠ですよね。物的証拠はあるんですか?」 と言われているあれです。  民事訴訟では、これを間接事実を証拠づけると言... (続きを読む)

【得点力アップに必須のメンタル】知っていますか?「問題の難易度は「聞き方」一つで無限に変えられること」

試験問題の難易度の違いを知る  世の中にはさまざまな試験があります。 学校のテストはもちろん、入学試験、検定試験、国家試験、免許の試験等々 人が人生で受ける試験はたくさんありますね。 そして試験の出題の難易度もさまざまです。  試験の難易度が低い場合 たとえば、かつての小学校のテストがそうだったと言えますが 「分数のかけ算」と言うタイトルがあり... (続きを読む)

【理科の考える学習】「(堆積)重いものは下に沈む・近くに沈む(だけ)」暗記なんて必要ありません。

粒の大きさ  中学理科で堆積について学びます。 水の流れでれき、砂、泥が積もっていく作用の学習です。  この学習をする初めにまず生徒が勘違いするのは、粒の大きさの順番です。 れき(礫)というは直径2mm以上の岩石の破片を言い、簡単に言うと小石・石ころなどのことで、これは分かりやすいのですが、 砂と泥はどちらの粒が大きいのかと聞かれると、 多くの生徒が「... (続きを読む)

【「陰謀論」って何?】情報戦に負けた「石田三成」の故事に学べ。

情報操作の古典的手法  情報が、政治的な支配において極めて重要な意義を持っているということは 何も最近に始まったことではありません。 元々戦争などにおいて、情報を上手く操ると言うことは太古の昔からとても重要な戦略でした。  前にも何回か書きましたが 流言飛語によって敵のマイナス情報を流して寝返りを誘ったり 過大な恐怖を自陣に与えて、敵愾心を強めたりするようなこ... (続きを読む)

【結果が出ないのは必ず理由がある】いくつ当てはまりますか?「頑張ったのに点数が下がる理由」

時間をかけてやっていても成績が悪くなる場合  中学生でも高校生でも、成績が思うように伸びないことがあります。  たとえば  前回数学で70点台を取ったので、奮起して数学に力を入れてテストを受けたつもりが、今回取れた点数は65点だった。 というようなことは、実はよくあるのです。  意外に思う人が多いのですが、学習というものはやりさえすれば結果が出る単純なものと考えてい... (続きを読む)