【個人の尊厳】どこへ行ったの?基本的人権

人権の話は、なぜされなくなったのか?  昨今の一連の騒動で メディアの報道などや政治家の人たちから 口に上ることが極めて少なくなった言葉があります。 それは「人権」という言葉です。  今回の新型ウィルス問題については 色々な考え方の方がいるかと思います。  しかしどのような立場に立つにしても わが国では、基本的人権が憲法により保障されている... (続きを読む)

【テスト直前勉強法】「さあ明日からテスト」そんな時何をすればいいのか?

試験直前には何をやればよいか? 試験が近づいてきたときに、よく生徒から聞かれます。 「今は何をやればいいですか」 そもそも、そんなことをテスト直前に聞いている時点で、「大丈夫か?」と言いたくなりますが、 まあそれは置いて、 テストの直前になったらやるべきことは確実にあります。 それは、 「今からやっただけ得点になること」です。 ... (続きを読む)

【先入観のない思考】月の裏側には何があるのか?太陽系って人工物?

月はいつも同じ面を地球に向けている  小さい頃から私たちは、「月のウサギ」に慣れ親しんできました。  そして多くの人は他人に言われるまで 「月が同じ面しか地球に向けていないこと」に気づかなかったと思います。  実は子どもの頃の私もそうでした。 「月のウサギ」の話がメルヘンチックなので、その裏側にある不思議さに気がつかなかったのかも知れません。 潮汐力(... (続きを読む)

【主観時間】試験の時に「ゆっくり進む時間」と「すぐ進む時間」

ラストあと10分しかない。どうしよう  テストや模試で 「正解を出せるのにそれをやる時間が足りない」 という時間不足に陥ったことのある人は、たくさんいると思います。  「ラストあと10分しかない。どうしよう」という状態です。  そんなとき受験生には、どんな手があるでしょうか?  今回は試験というものの中での「時間」ということについて、お伝えします。 集中... (続きを読む)

【情報リテラシー】責任を負わないメディアの本質「1983年富士山噴火」「2020年42万人死亡」

富士山大爆発  ずいぶん昔の話です。 私がちょうど大学生で東京で暮らしている頃 「富士山大爆発」という本が出版されて一世を風靡しました。 相楽正俊という方の出版書で 「1983年9月に富士山が爆発する」という内容の本でした。 ちょうどその時期に帰省やら旅行やらで、新幹線で富士山の前を通る予定が何回かあったため 私はかなり心配をしていて、悩んだのを... (続きを読む)

【情報格差】今や全く違っているかもしれない。隣の人とあなたの「見ている世界」

どこから情報を得るか?  世界にある情報は本来 どのような媒体を通してそれを得ても 同じような物事に関するものであれば 最終的には同じような内容になるはずです。  ホッキョクグマがある情報媒体だと空を飛び ある情報媒体だと地面を潜る生き物であったりするはずがないからです。  ところが現代においては 情報を取得する媒体によって 残念なが... (続きを読む)

【同調圧力】「正論を言えない」コミュニティーの掟に追いつめられる日本人

自分の主張を殺す日本人  昨今の一連の社会的な騒動を見ていて 日本人の同調圧力というものが これほど悪く作用したのは 第二次大戦以来であると感じています。  「同調圧力」と言うのは、 地域や職場・学校などの部分社会において合意が形成されるときに、少数意見を持つ者に、暗黙のうちに多数派に意見を合わせるように誘導する目に見えない力のことですが、  実は問題... (続きを読む)

【情報リテラシー】消えた「ゼネラルな情報提供ステーション」知らない情報へは辿り着けない。

ゼネラルな情報提供ステーションが消えた  インターネットが進化してきたので 多くの人々は「情報が何でも手に入れられる良い時代になった」と喜んでいますが はたして本当にそうでしょうか。  答えは ノーです。 正しい側面もありますが、 実は「多くの面ではそうでもない」と言わざるを得ません。  というのは 「ゼネラルな情報提供ステーション」が消え... (続きを読む)